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入曽駅無人化に対して 市民団体が西武鉄道へ申し入れ
 入曽駅は、昨年3月に新駅舎の供用が開始されましたが、わずか8か月後となる今年の12月、「入曽駅を2026年2月5日から『遠隔対応駅』とする」ことが発表されました。
 遠隔対応駅とは、基本的に駅員がインターフォンで対応する駅のことで、利用者からは「実質的な無人化だ」と不安の声が上がっています。
 2月4日、入曽駅を利用している市民らで構成する「安全・安心な入曽駅を求める利用者の会」(代表:新井氏、以下「利用者の会」)が、この問題で、西武鉄道との懇談を行いました。 懇談にあたって利用者の会から市議会議員らへ同席の要請があり、日本共産党市議団から、きぬがわ千代子議員と、はしもと亜矢議員が参加。利用者の会のメンバーをはじめ、市内各市民団体、聴覚障害当事者などと共に、西武鉄道本社で懇談を行いました。

駅員がいる安心感が「公共性」

 利用者の会では、「@営業体制の変更の内容や背景、今後の計画、「駅」の持つ公共性についての考え、A利用者(特に障がい者・高齢者など)の安全の保証について、B緊急時の対応について等を説明してほしい」との要望を、書面で西武鉄道側に提出。
 遠隔対応について、西武鉄道広報担当者は、「これまで行っていたオープンカウンターでの接客は無くなるが、インターフォンで呼び出せば駅職員が対応する。従来の駅の業務は行っているので、実態としては変化はない」と回答しました。
 利用者の会のメンバーは、「インターフォンの場所は改札口や券売機の脇など、ホームから遠い。ホームには緊急連絡用のボタンしかないので、困ったときに相談できない。駅員がいることでの安心感がある、これこそが公共性ではないか」と述べ、駅員の配置を求めました。

障害当事者「外出が怖くなる」

 聴覚障害当事者からは、既に遠隔操作対応が実施されている駅での経験について「昨年の秋、インターフォン対応の駅で切符をなくしてしまった。インターフォンを押して耳が聞こえません≠フメモをカメラに見せた。『モニター付き』とあるが、利用者への表示は何もない。聞こえない自分にはどう使っていいのか分からなかった。今後も、切符をなくさないように気を付けるが、これからインターフォン対応の駅が増えると思うと外出することが怖くなる」との声が出されました。
 広報担当者は「モニターインターフォンは、国のガイドラインに沿って設置している。駅には筆談器も用意しているが、今回そのような対応をしてしまい申し訳ない」と答えました。

 実施前に説明会などを
 
 利用者の会は、「周知の期間が短い。本来は駅員の配置が望ましいが、遠隔対応駅にするなら、ホームやトイレにもインターフォンが必要。また、ホームドアの設置も早急に行ってほしい」と要望しました。
 聴覚障害当事者からは、「実施前に、様々な障害当事者を対象に、現地でインターフォンの使用方法の説明会を行ってほしい。聴覚障害者が存在することを職員にも知って欲しい。インターフォンの向こう側の人が耳が聞こえないかもしれない、機械の使い方が分からないかもしれないと言う認識を持ってほしい」と要望がありました。
 同行した、はしもと議員は「以前、受験シーズンの痴漢対応の要望の申し入れを行った後、注意喚起のアナウンスをしてもらえるようになった。今回も利用者の声に対応してもらえることを期待する。特に障害者団体からの意見を聞く機会を作って欲しい」と要望しました。
 懇談参加者は「今後も利用者の安全と安心確保のため行動する」と意見を一致させました。
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