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埼玉9区 市民連絡会が学習会 戦争回避 信じられる未来を共に
講演を行う高田氏
講演を行う高田氏
 衆議院解散の報道がなされる中、埼玉9区野党共闘市民連絡会が新春学習会を開催しました。
 冒頭、事務局長の秋山淳子氏は「日本も国際情勢もとんでもない状況の中で、尊厳を持たない方に総理を任せることの問題が浮き彫りになった。この国の平和憲法をきちんと活かせる意思や能力を持つ方を選ぶため、今日のお話で9区としての一歩を踏み出そう」と挨拶しました。
 立憲民主党の杉村しんじ衆議院議員、日本共産党の神田地区委員長、社会民主党の岡野町議、新社会党埼玉県委員長の村田氏が挨拶を行いました。
 学習会の講師は、市民連合運営委員の高田健氏。
 高田氏は「高市氏の支持率は70%と言われているが実際の政権基盤は弱く、追い込まれている。自身の発言が国際的にも日本を困難にし、統一協会の資料も出てきた。国会が始まれば追及される、だからここで解散するという『追い込まれ解散』。
高市氏は孤立しており相談できる相手がいない。個人的な人気を背景に自民党を勝たせて、党内での地盤を作りたい狙いもある」と指摘しました。

若者に粘り強い働きけかけを

 高市氏の「台湾有事」発言で中国との関係が悪化しています。 高田氏は「『有事』とは『戦争』のこと。高市氏は『台湾で戦争があったら日本は自衛隊を出す』と言ってしまった。中国の輸出規制はひどいとの声もあるが、レアアースは武器にも使われる物質。自分のところと戦争すると言ってる国に材料を渡さないというのは中国としては当然。これだけアジアの緊張が高まり、日本周辺で軍事演習が行われている。中国の演習しか報道されていないが、同じくらいの数、日米の大演習が行われている。軍事演習はどこでもやってほしくないが、一方だけやっている訳ではない。国の新年度予算には全国にミサイル基地を作って弾薬を補充するための予算が入っていた。お互いが軍備拡張合戦になっている。ほかにも、日本はロシアのウクライナ侵略を非難していたが、ならば今度のベネズエラはどうか?トランプに『間違ってる』と言ってもいいのでは」と指摘。
 「経済は大変。スーパーへ行くと物価高騰が酷いのは身に染みて感じる。高市政権には経済対策でこれをやるというものが無い。色々追求される前に解散ということ。高市氏の支持が若い人に多いとされるが、失われた30年の中で育ってきた人たちで、他の時代を知らない。『戦争してもいい』『経済も今のままで仕方ない』と言う若者に、私たちの力で粘り強く働きかけ、ひっくり返していくしかない」と述べました。

「中道改革」の落とし穴

 選挙戦を前に、公明党と立憲民主党が「中道改革連合」という新党を結成しました。
 高田氏は「高市氏への対抗ということだが、安保法制を通し、今の経済状況を作ったのは自民と公明。離れたのは結構だが、この間の26年間がどうだったかは問われる」と指摘し、市民連合として昨年の暮れに文書を出したことを紹介。
 そこには「中道の落とし穴」として立憲民主党にあてたメッセージが記されています。 
 文書では、立憲民主党の一部の議員から安保法制や原発を容認する発言が出ていることについて、「中道保守と連携するためと想像するが、それは政権交代後にどんな国家を実現するのかという政策理念の根幹に関わる問題であり、それをゆがめてしまえば本末転倒。生活者のニーズをつかみ、原点に立ち返って、次世代を見据えた『信じられる未来』を創造することでしか真の政権交代は実現しない。のちの歴史に恥じることのない懸命な判断を」と記されています。
 高田氏は「立憲からすれば、高市氏を食い止める必要があるとの思い。しかしその方向は大丈夫なのか?いつのまにか戦争の準備、アジアの平和を脅かすことになりはしないか」と指摘。
「戦争は回避させなければならない。中道に行った人たちも排除せず、連携と働きかけが必要。これから原発や安保など、複雑なことが短期間に現れてくる。踏み外さないように働きかけないといけない。第一義的には自民の過半数割れ、次には自分の信じる候補者の当選に力を尽くすという立場で、市民連合も『信じられる未来を』をスローガンに新しい運動を起こしていく決意。厳しいが、やりがいがある」と決意を語りました。
 参加者からは「タイムリーな学習会となった」「中道の見方が腑に落ちた」等の感想が聞かれました。
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