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建設環境委員会視察 地産地消のエネルギーの実現へ
 狭山市議会建設環境委員会は、所管事務調査として、市内事業者である三和エナジー(株)を視察しました。
 三和エナジー株式会社と、同じく狭山市内にある吉岡製油(有)は、昨年10月に狭山市・飯能市・入間市・日高市と「廃食油リサイクルに関する協定」を締結し、配食油をバイオディーゼル燃料に再生する事業を始めました。
 エネルギーを地産地消することで、カーボンニュートラル及びサーキュラーエコノミー(循環型経済)を推進する事を目的としています。
 全国的にも事業系廃食油のリサイクル率は高く93%程となっており、家畜の飼料・石けん・インキの材料等に使用されています。しかし、地域の廃食油がその地域で利用される例は少ないのが実情です。
 昨年2月に、三和エナジー(株)が、国内最大級のバイオ燃料製造プラントを創業させたことで、配食油の地域での活用が可能となり、今回、市議会でも視察を行うこととなりました。

廃油をバイオディーゼル燃料へ

 具体的な事業としては、昨年10月から堀兼学校給食センターと公立保育所の廃食油の回収を開始。半年で約2千リットル(4市合計で約2万4千リットル)を回収し、バイオディーゼル燃料として再生したとの事でした。
植物由来の廃食油から再生されたバイオディーゼル燃料5%を含んだ軽油を『B5軽油』と呼びます。これを利用すると、一般的な軽油から排出されるCO2を5%削減したことになります。
 昨年度の実績としては、『B5軽油』を、環境センターの公用車や重機で約4千リットル利用。約0.54トンのCO2削減になった計算です。これはレジ袋に換算して、約1万6千枚の削減効果となります。
 この『B5軽油』を使用している公用車には、「バイオ燃料使用車」と記載されたマグネットを装着(上記図参照)し、普及活動もおこなっているとの説明がありました。

 今後の取り組み

 今後は、原料となる廃食油を集める施設をさらに拡大するとのことで、狭山市では全ての学校給食センターを対象に、年間約5千リットルを回収する見込みになっています。また、入間市の保育所からの回収も始まったとのことでした。
 バイオディーゼル燃料利用の拡大としては、4月から生ごみの定期収集委託車両が利用を始めたとのことで、マグネットを装着して普及活動も実施しています。
 市は「その他の公用車も利用が可能かどうか協議を行っているほか、将来的には家庭や民間事業者の廃食油の回収ができるかどうかの研究を続けている」と説明しました。
 建設環境委員である日本共産党のはしもと亜矢議員は「市内事業者や、近隣の自治体と連携できる取り組みは大変意義がある。気候危機対策は、特に重要な施策なので現状をしっかりと確認しながら進められるように協力したい」と語りました。
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