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第5回政治倫理審査会 千葉議員の弁明  一貫して「非はない」主張
4月23日に第5回目の狭山市政治倫理審査会が開かれました。 審査会では、昨年9月議会の請願の審査において、千葉議員の「倫理規範に反する行為」があったかについて、関係者らからの事情聴取を行っており、この日は、当事者である千葉議員の弁明が行われました。
 千葉議員は冒頭、これまでの審査の中で、最初に会った日付や副議長の名刺についてなど、食い違いのあった点について説明。「横田氏が5月22日に訪ねてこられたことは失念していた。3人で珈琲店でお会いしたことも思い出した。副議長の名刺についても私の記憶違いだったかと思う。おわびして訂正する」と述べました。
 また、新たな内容として「西武団地の集会所で執行部と会った」という点について、「市長、部長、前部長と会った。時期としては、8月の下旬頃」と述べました。
 
一連の行為 反省の弁は無し
 
 千葉議員は弁明の中で一貫して「騙すつもりなど毛頭ない」と主張。最終的に反対に回った点については「当初、賛成するという立場で調査を開始した。精査する中で、膨大な再調査費用をかけてもVFM成立が非常に困難であることを考えると、横田氏をはじめ市民全体の利益につながらないと判断した」と述べました。
 一方で、「PFI事業について詳細にご説明をしても、ご理解いただくのは難しいという思いもあった」として請願者に充分な説明は行っていません。
 請願者である横田氏から、「賛成するから執行部批判は削除するようにと千葉氏に言われた」と怒りの声が寄せられていることについて、千葉議員は「請願審査を有利に進めるために必要なことと考え進言した。『権力に擦り寄っている議員』が誰なのかは分からないが甚だ失礼な物言い。執行部に擦り寄ることなく、議論を交わし、誠実に課題解決に向け努力した」と弁明。また「資料として提出されたSNSは守秘義務に抵触している可能性がある」「市長室で議論を交わし、請願者の心情は酌み取りたいと伝えて、理解を得られた」と述べるなど、一連の経過は事実であると認める一方で、自身の行動について「非はない」との態度を崩しませんでした。
 審査会ではこれまでの審議をふまえ、「倫理規定に反する行為があったか」について、次回審査会で各委員からの意見を求める予定です。
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