トップページ もどる
議会報告
議員団紹介
リンク集

議会報告
大沢えみ子議員の一般質問 聴覚障害者の意見 反映した事業を
手話で質問する大沢議員
手話で質問する大沢議員
 日本共産党の大沢えみ子議員は、3月議会の一般質問で聴覚障害者関連の事業について取り上げました。 
 狭山市では2023年に手話言語条例を制定しています。大沢議員は手話表現を交えながら「手話を使いやすい環境を作る取り組みの状況はどうか?」と質問。
 担当からは「七夕まつりの手話教室やパネル展示などで啓発している」との答弁がありましたが、市内の聴覚障害者団体からは、手話講習会の講師を外部に委託していることに不満との意見も寄せられています。
 大沢議員は「当事者から『自分たちのいないところで決めないでほしい』との率直な思いが寄せられている。色々な事情はあると思うが、関係者と協議する場を設け、当事者が納得のいく形で事業を行ってほしい」と要望しました。

 災害時にも手話を見やすく

 聴覚障害者は、災害時に情報を得ることが難しい現状があります。
 大沢議員は、聴覚障害者向け「目で聞くテレビ」専用受信機である「アイ・ドラゴン」を避難所に設置することを提案しました。
 「目で聞くテレビ」は阪神淡路大震災を教訓に、当事者と支援者が作成し放送している手話の番組で、災害時にはリアルタイムで手話通訳が付き、災害の情報などをいち早く見ることができます。
 担当課は「最近はスマホのアプリなど情報を得る方法も多様化しているので、アイ・ドラゴンの設置については研究していく」と述べるにとどまりました。
 大沢議員は「ろう者の中には文字を読み取るのが苦手な人も多い。災害時に手話で情報が取れることは大きな安心となる。アイ・ドラゴンは国の防災対策補助金の対象になっているので、早期に購入してほしい」と要望しました。
 
 デフリンピック日本で開催

 今年の11月にはデフリンピック(聴覚障害者のためのオリンピック)が日本で初めて開催されます。大沢議員は「ぜひ関連事業を行って機運醸成に努めてほしい」と要望。小谷野市長が「2025デフリンピックを応援する」と手話で答弁しました。
インデックス ページのトップ