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3月定例会審議はじまる 新年度度予算など24議案を審議
狭山市議会3月定例会が、2月21日から開会しました。
 冒頭には小谷野市長が新年度の施政方針演説を行いました。
 昨年までは市議会各会派から施政方針に対する質問を行っていましたが、今回から、議案質疑や一般質問の中で姿勢を問う事となりました。
 3月議会に提案される議案の主なものは、新年度の予算です。
 狭山市は一般会計で536億円、国民健康保険や介護保険など特別会計315億円、総額851億円の予算を計上しました。
 
 物価高騰対策の予算も

 新年度では、近年の物価高騰への対策として、国からの臨時交付金を活用し、全市民と事業者を対象に水道料の基本料金を2か月分免除することが盛り込まれました。
 また、過去に実施して好評だった「省エネエアコン」への買い替えを促進するための事業を実施します。
 学校給食では食材費が高騰していますが、現在の給食費を値上げせず、食材費の高騰分を市から支援することも盛り込まれています。

 戦後80年の節目

 市民要望としては、「戦後80年の節目となる年であり。平和のための祈念事業を」との声が上がっています。市長は施政方針で「戦没者追悼式典を執り行う」と表明しました。
 また、1年間休止していた「さやま市民大学」を、10月から市の直営事業として再開することや、昨年実施して好評だった「空き家除去」の補助金を継続し、所有者に周知していくとの方針が語られました。

大阪・関西万博へ600万円

一方「2025大阪・関西万博」参加事業費として約600万円が予算化されています。
 「日本茶の魅力と狭山茶の産地としての本市の魅力を広くPRする」としていますが、これだけの予算をかける必要があるのでしょうか?
 今回の「大阪・関西万博」については、会場となる夢洲でメタンガスによる爆発事故が起きるなど、充分な安全性が確保されているとは言い難い状況です。このような中で狭山市から多額の費用をかけて参加すべきではありません。
 党議員団は「厳しい暮らしの中から市民が納めた税金を、どのように使っていくのかが問われる。厳しくチェックすると同時に、市民の暮らしや福祉、教育の充実が実感できるような予算となるよう、市民の皆さんから寄せられた声を伝えていきたい」と話しています。 

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