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狭山市公共下水道管の維持管理状況について
1月28日に、八潮市で起きた下水道管の破損による道路陥没事故を受け、日本共産党議員団は30日に担当課よりヒアリングを受け市内の下水道管の現状を確認しました(民主さやま前号で既報)。
 その後、2月5日付で担当課より、公共下水道(汚水管)の維持管理と事故後の対応について市議会への報告がありました。

 緊急点検の実施

 今回の事故発生を受け、国土交通省から「1日30万㎥以上の汚水処理をする管路」「口径2000ミリメートル以上の管路」に関して、緊急点検を実施するよう通知が出ています。
 狭山市内には対象となる管はありませんが、担当課では、「独自の対応として、道路パトロールを強化するとともに、流域下水道の管路が通っている道路の目視点検を行なった。点検の結果、異常はなかったが、引き続きパトロールを行う」との事でした(※流域下水道に関しては右上欄参照)。
 市では、汚水中から硫化水素が発生しやすい場所を5年に1回の点検を行っており、現在まで異常は確認されていません。 また、「供用が50年を超える老朽化した管については、点検調査を行い、劣化が進み緊急度の高い場所から改築工事を実施している」との事でした。
 党議員団は「八潮市の事故の対応が長期化している事に住民からの不安の声が多く上がっている。これを重く受け止め、独自の調査を行っていることはありがたい。引き続き注意深く行ってほしい。今回の事故は全国的な問題。狭山市は、流域内では上流部分のため、下水道管の直径は比較的大きいものではなく、大きな道路陥没の可能性は低いと考えられる。しかし流域の全ての下水が事故現場の救出作業の進捗に影響を与えていることが分かった。流域のどこかで破損が起こると、全ての市町村の生活に影響が出る。今後のまちづくりの大きな課題となる」と語りました。

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