ふれあい健康センター サピオ稲荷山 更新に向け 実施方針(案)策定
1月24日に開催された狭山市議会文教厚生委員会の協議会に、ふれあい健康センター(サピオ稲荷山)の更新について「実施方針」(案)が示されました。
サピオ稲荷山については、「プール等の機能の廃止」を市が打ち出し、市民から「存続してほしい」との声が寄せられていましたが、そうした声は反映されませんでした。
「実施方針」は、事業者が入札を検討するための重要な材料になるもので、事業内容や募集の方法、リスク分担などについての規定が定められています。
市は「導入機能に係る基本的考え方」として、@アスレチック機能(子どもと家族を対象にし、楽しみながら身体機能の向上等が図れるもの等)、Aデジタル技術を活用した健康増進・交流促進事業(多様な人が利用でき、身体機能や認知機能の維持・向上が図れるもの等)、Bその他これらと親和性の高い事業(体験イベント、ダンス等ができる部屋など)を必須提案事業として位置付けています。
利用者説明会は「3月上旬」
懸案となっていた利用者説明会は「3月上旬に開催予定」で、具体的な日程は2月にサピオ館内に掲示するとの事でした。
日本共産党の大沢えみ子議員は「休館直前というのは遅すぎる。大きな変更は無理かもしれないが、利用者からの声を最大限、今後に反映できるようにしてほしい」と要望しました。