日本共産党狭山市議団 来年度予算に対する要望書を提出
日本共産党狭山市委員会と同市議団は、11月14日に小谷野市長に対して2025年度の予算編成に対する要望書を提出しました。
今年度、福祉・防災対策拡充
当日は、大沢えみ子・きぬがわ千代子・はしもと亜矢の3市議が参加し、小谷野市長と懇談しました。
この予算要望は、毎年提出しているもので、今年度は、帯状疱疹ワクチンへの補助や、小中学校トイレへの生理用品の配置、災害用トイレカーの購入などが実現しています。
市民の要望実現に最善を
今年は、新型コロナウイルス感染症の影響も徐々に和らぎ、各種イベントや地域行事の中での交流や賑わいも戻ってきています。一方で、コロナ以外にも様々な感染症が流行しており、予防対策、基礎的な健康づくりを行うための各種施策がますます重要になっています。
議員団は「国の政治による市民の暮らしの厳しさが浮き彫りになっている時だからこそ、地方自治体においては、市民の暮らしを守る立場で、市民の率直な声を受け止め、その要望実現のために最善を尽くしてほしい」として、暮らし、福祉、教育を中心にした27項目の要望書を手渡しました。
提出した27項目の要望は次の通りです。
1、市民生活を守るために、入間基地機能の拡大強化・土地利用規制法についての説明と 国への抗議を
2,PFOS・PFOAに関する調査予算の確保と、入間基地に対して独自調査の申し入 れを(新規)
3、平和事業の充実を(新規)
4、職員の残業時間を減らし、病休や過労死がでない職員配置を
5、「空き家対策」から「空き家の積極的活用」へ具体化を
6、期日前投票の方法などを検討し投票しやすい環境作りを
7、公共交通は予算を増やし、デマンド交通の試験的導入地区を増やす
8、保育所・学童保育室の待機児解消と職員確保対策を
9、子育て支援策として、学校給食費・保育所給食費の無償化を
10、国民健康保険の減免制度の拡充を
11、マイナ保険証の一本化に関して市民に不利益のない対応を
12、難聴者への補聴器購入に助成を。検診時に「聴力検査」の導入を
13、高齢者への外出支援制度の創設を
14、低所得者向けのエアコン設置補助を(新規)
15、サピオ稲荷山は市民・利用者の声を反映させた施設に
16、クリーンエネルギー推進補助制度の予算拡充を(新規)
17、給水機の増設を(新規)
18、農業を守り、継続していくために各種支援の拡充と、営農型太陽光発電設備の設置に ついて補助を
19、店舗・住宅リフォーム助成制度の予算を1000万円に増額し、補助率の引き上げと 対象範囲の拡充を
20、市独自の水害・浸水対策を
21、降雨時の土砂対策の強化を(新規)
22、入曽駅西口自転車駐車場の実態調査と安全対策を行い、無料自転車駐車場の確保を
23、老朽化している私道の改修ができるよう、要綱改定と補助制度の創設を
24、社会教育施設である中央公民館に無料の駐車場・駐輪場を確保する
25、小中学校での少人数学級の早期実現を。そのためにも「学校の規模と配置の適正化」 計画について、新規建て替えも含めた見直しを
26、奨学金の所得要件・成績要件を撤廃し、誰もが利用できる制度へ戻す
27、2025年開催デフリンピックについての周知・啓発を(新規)