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原水爆禁止狭山市協議会 2024年度 総会と原水禁大会報告会
 原水爆禁止狭山市協議会は、10月16日に総会・原水禁大会報告会を行いました。日本被団協のノーベル平和賞受賞についての話題や、今年の夏開催した「平和のための戦争展」に寄せられた感想などに触れ、1年の活動報告を行いました。

 核の悲劇を繰り返さないで

 今年の広島大会へは、狭山市から3名が参加しました。
 14年ぶりの原水禁大会参加となった、埼玉土建狭山支部の煖エ利明さんは「当時、アメリカ・オバマ大統領が前年に行ったプラハでの『核なき世界』の提唱により世界が大きく変わり始め、アメリカ代表や核保有国の代表、国連事務総長等が初めて式典に参加するという、歴史的な瞬間を会場で目にすることが出来た。核兵器保有数は半減したものの、近年では再び核兵器使用の危機に直面していることは非常に残念。被爆者の平均年齢が85歳を超えた。二度とこのような悲劇を繰り返さないように被爆国の日本がもっと力を発揮してほしい」と語りました。
 また、同じく埼玉土建狭山支部の蛭田聖さんは「広島平和記念資料館の見学は、ものすごくショックを受けた。核兵器ひとつで世の中が変わり、人々を不幸にしてしまう。原爆ドームのガイドツアーでは、当時のアメリカ軍による入念な調査で広島を第一候補として計画したことを知り、とても憤りを感じた。世界大会では、世界で核兵器を無くそうとしている活動を一丸となってやっている姿を見て、実現してほしいと思った。広島から帰ってきて、家族と話をした。今のウクライナの状況も一緒に考えて、核兵器は改めて無くしていかないといけないと思った」と、初めての大会参加の想いを語りました。
 
諦めず励まし合って仲間を

 日本共産党のはしもと亜矢市議は新日本婦人の会を代表して参加しました。「世界大会に参加した人の発言に共通していたのは、『今ほど核兵器使用の不安が高まっているときは無い』という危機感。ノーベル平和賞の受賞もその危機感からだと思う。核兵器の悲劇は多面的。今、若い世代で、ジェンダーの視点から核廃絶を考える運動も起こっている。会場に参加していた高校生は『私たちは平和を作る主役です』と発言していた。国を超えて、全ての世代で、核廃絶・戦争反対と声を上げ続ける事が大事。諦めず、くじけそうなときは励ましあって、仲間を作る努力をしていきたい」と締めくくりました。

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