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民青同盟が狭山市で初めてのフードパントリー開催
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 日本民主青年同盟(以下・民青)埼玉県委員会と同埼玉西南地区委員会が「街角フードパントリー㏌さやま」を、4月19日に狭山で初めて開催しました。

 生活や学費が大変な学生へ

 民青のフードパントリーでは、経済的に困窮する学生や若者を対象に、食料品や生活用品などを配布しています。
 このフードパントリーは全国で開催されており、特に新型コロナウイルス感染症が蔓延していた時期などは、バイトが減ったり仕送りがなくなるなど、生活や学費の支払いに困難を抱えた学生が大勢利用しました。
 埼玉でも各地で開催されており、狭山市でも今回、初めて開催されました。
 
切実な生活実態が

 当日は約30名もの応援ボランティアが駆けつけ、事前に寄付されたお米などの食料品と、トイレットペーパーなどの日用品を基本セットとして配布。レトルト食品や生理用品など、欲しい方に持っていってもらうコーナーや、民青同盟の班員らが、若者や学生の悩みなどを聞く「相談コーナー」も設置されました。
 会場では、「今の社会に疑問がある。利益を優先する資本主義社会のままでいいのか」と話す青年や、「母子家庭なのでとても助かる。ボランティアに興味がある」という高校生などが物資を受け取っていきました。
 また、小さな子ども連れのママやパパなども次々と訪れ、「物価がめちゃくちゃ高くてホントに大変」「ガソリン代とかも高くて…」など切実な声が聞かれました。
 物資は予定時間前になくなり、参加者からは「やって良かった」「狭山市でも困っている人がいる状況が分かった」「またやってほしいとの声があった」等の感想が出されました。
 民青の担当者は「物価高騰や高い学費に青年や若者が苦しんでいる。こうした取り組みを通じて一緒に希望のもてる社会にしていきたい」と話しました。



【投稿:フードパントリーに参加して】

4月19日(金)日本民主青年同盟埼玉県委員会、同西南地区委員会主催による「街角フードパントリー」が行われ、私も初めて参加させていただきました。
 何から始めてよいか分からなかったのですが、取り敢えず案内看板とチラシを持ち、学生や若者の案内をすることになりました。
 会場が狭山市駅西口の市民広場でしたが、階段を降りた一番下で分かりづらかったので、立ち位置を変えたりしながら、開催場所が分からず迷う人たちを案内できるようになりました。

 高校生にも物価高騰の影響が

 高校生の男子が3人が、何度も行ったり来たりしているので「無料で頂けるから行きなさい!」と声をかけました。3人は走り出し会場へ。沢山の品物を袋いっぱい頂き、帰りがけ私を目指してきて「ありがとうございました。お母さんに里芋を貰ってきました」と言って嬉しそうに帰って行きました。この後姿を見ながら、今の物価高騰の影響を食べ盛りの子どもたちも感じているのだ、こんな世のなかでいいのか?と腹立たしく感じた瞬間でした。

 参加してよかったあ

 この他にも、青年や女子高校生、赤ちゃんを抱っこしたママなど案内をしましたが、みんな帰りには袋を持って「貰えたよ。ありがとう」と私に報告をしてくれました。参加してよかったあと思えました。

 高校生「がんばれ!」

 駅で案内されても場所が分かりにくかったと思いましたので、次回は、階段の中央だったら歩道橋からも見えて分かりやすいのではと思います。
 里芋の袋を、母親のお土産と言いながら去って行った3人の高校生に「頑張れ!」と心の中で叫ぶ一日でした。  
      東三ツ木在住 細野千代子

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