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きぬがわ千代子議員の一般質問

 新狭山地域に子育て支援拠点施設を 
    
 新狭山地域では、2棟のマンション建設が始まり、戸建て住宅もあちこちに増えています。 子どもが増えることも予想され、地域の方から「新狭山地域で共働きをしながら子育てができる環境がほしい。また、児童館がないので、子育てプレイスと保育所を併設した子育て支援拠点施設を作ってほしい」と要望がありました。
こうした声を受け、日本共産党のきぬがわ千代子議員が、3月議会の一般質問で、「新狭山地域に児童館を」について取り上げました。

 きぬがわ議員は、まず新狭山地区の子育て支援施設の現状について質問。
 新狭山保育所は、2023年4月1日時点の入園数は70人。待機児童数は2024年2月1日時点で8人と、待機が出ている状況です。
 子育てプレイス新狭山の利用については、コロナ前5226人、コロナ禍は1005人まで減りましたが、今年度12月末には3513人と回復傾向にあり、利用を希望する保護者が多いことが分かりました。

児童館の利用状況は

 きぬがわ議員は「市内にある4つの児童館の直近の利用者数はどうであったか」と質問。
 担当課は「各児童館ごとの今年度12月末までの状況は、中央児童館2万6332人。狭山台児童館2万5603人。広瀬児童館1万5175人。水野児童館1万3945人で、いずれもコロナ禍の2020年年度に最も利用者数が減少したが、その後は回復傾向にある」と答えました。

子育て施設 計画に位置づけを
 

 2025年から新たに「第3期子ども・子育て支援事業計画」が始まります。
 きぬがわ議員の「計画策定にあたり、新狭山地域に保育所と子育てプレイスを併設した児童館を新設してほしい」との質問に対し、市は「今後の整備については、市内全域の施設の配置バランスや地域の人口動態、ニーズ等で判断していく」との答弁。
 きぬがわ議員は「地元の新狭山地域でも、20代〜30代の女性をターゲットに、シンサヤママーケット等開催し、呼び込みに頑張っている。市としても、子育て世帯をしっかり応援するために『第3期子ども・子育て支援事業計画』に、子育て支援拠点施設の新設を盛り込んでほしい」と要望しました。
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