新型コロナウイルスワクチン 5月中に約1万回分を確保予定
4月22日に開催された狭山市議会全員協議会に、新型コロナワクチン接種推進プロジェクトチームから最新の準備状況についての報告がありました。
既報のように、狭山市では80歳以上の高齢者から、5月10日以降順次、予約を開始します。
接種は5月17日から開始される予定ですが、具体的なスケジュールはワクチンの供給量によって変わります。現時点で狭山市では第4弾まで、約1万回分の入荷が見込まれているとの説明がありました(左上図参照)。
7月時点で70代前半の半数
狭山市に在住する65歳以上の高齢者は約4万5000人とされています。
議員からは「オリンピックまでにどの程度の接種ができるかのか」との質疑が出され、市は「7月19日時点で70〜74歳の半数が2回接種を完了する見込み」と答弁しました。65歳以上の高齢者全てに接種が完了するのはさらに先になります。
65歳以上の高齢者の次は、基礎疾患を有する方が優先接種対象となります。慢性的な持病や障害をお持ちの方、基準以上の肥満の方などが対象で、「自己申告により接種券を郵送する仕組みを検討中」とのでした。
集団接種は3会場で6月から
個別接種会場は市内41か所の医療機関で、奥富地区では新たに「至聖病院」が加わりました。
集団接種については入曽交流センター(6月12・13日)、広瀬公民館(6月19・20日)、さやま元気プラザ(6月26・27日)で、いずれも3週間後に同じ場所で2回目の接種を受けることとなっています。
予約はコールセンターとインターネットで受け付けます。狭山市では電話予約時の混乱を避けるため、回線を40回線に増設し、対応します。市から届く「接種券」に記載されている番号、氏名、生年月日、希望の場所と日時を指定して予約して下さい。操作などが不慣れな方に対しては、各地域の地区センター等で、市の職員が予約のサポートを行う予定ですが、「詳細は検討中」との事です。
入院・入所されている方、かかりつけ医が市外の方などは、その場所で接種出来る場合がありますのでご相談ください。また、里帰りの妊婦や学生、単身赴任者などは、接種する自治体へ「住所地外接種届」と接種券の写しを提出すれば、接種が出来ます。各市町村にお問い合わせください。