地域の切実な声を聞いてほしいー地域支部が市と懇談
水害地域を地域の皆さんと一緒に視察
日本共産党水野支部と後援会が市と懇談
日本共産党水野支部と同後援会が、住民の要望に基づく狭山市との懇談を行いました。
この取り組みは、水野地域の党支部と後援会が毎年実施しているもので、市長あてに要望書を提出し、回答を受け取ったのち、さらに直接住民の声を届けるために懇談を行っています。
安全な入曽駅周辺に
入曽駅周辺整備については、「周辺道路の拡幅、ロータリー新設などで駅周辺の危険・混雑を解消してほしい」「西口駐輪場を残して」との声がありますが、市としては「基本的には現計画のとおり進める」とのことで、参加者からは「将来に禍根を残さないよう橋上駅舎や企業誘致などの必要性について検討を」との意見が出されました。
雨水被害 住民に寄り添って
水野地域では雨の度に被害に見舞われる地域があります。 党支部と後援会では市の職員も交えて現地視察を行い、「何十年もこの状態のまま。住民の気持ちに寄り添う姿勢がほしい」と要望しました。
茶の花号・公民館も切実
交通問題についての要望も切実です。茶の花号についてはルートが新しくなりましたが、「武蔵藤沢駅まで乗ったが、停車場所がお店まで遠いので大変だった」「小型バスで小まめに回してほしい」「市役所に行く便を新設してほしい」など、まだまだ使いにくさが残っており、改善を求める声が出されました。
また、水野公民館が統廃合計画の対象となっていることについて、「地域の重要な拠点であり、なくさないでほしい」との切実な意見が出されました。
住民が声を上げることが大切
懇談を終えた水野支部の吉田朝男支部長は、「担当職員は、住民の要望を理解し、なんとかしたいという気持ちのあることは分かった。『調査研究をしていきたい』という回答が多かったことも評価できる。しかし、真に住民の願いを実現するためには、市政のトップの考え方が決定的に大事。市長が担当者に『もっともな要望だから何とか解決して』と言ってほしい。また、市が行っていることの説明不足も感じた。住民が『もっと知らせてほしい』と声を上げることが大切」と話しました。