狭山市議会2019年 第1回定例議会
新年度予算案等34議案の審査始まる
狭山市議会の2019年第1回定例会は2月20日を皮切りに3月14日までの23日間の会期で始まりました。4月14日告示、21日投票で行われる改選前の最後の市議会の予定です。
今議会では19年度の新年度の各種予算案など34議案が審査されます。
職員の配偶者同行休業の新条例
市長提出議案は左の表の通りです。
条例制定は1件で、「狭山市職員の配偶者同行休業に関する条例」です。内容は配偶者が「外国での勤務」「外国での事業活動」「外国の大学の修学」の際、職員の申請による同行休業の取り扱いに関するものです。
ダイアプラン構成市に日高市も
条例の一部改定は10件ありますが、そのうちの1件は、「埼玉県西部地域まちづくり協議会」(ダイアプラン=狭山市、所沢市、飯能市、入間市で構成)の構成市による公の施設の相互利用のための条例です。新たに日高市がダイアプラン構成市に加わるため、市内の9種の施設の条例(市民会館・健康文化センター・市民交流センター・児童館・老人福祉センター・ふれあい健康センター・農村環境改善センター・都市公園・市民総合体育館)に日高市民の利用も他の4市と同等にするためのものです。
ダイアプラン構成市に日高市が加わる事に関しては、「公の施設の相互利用に関する協議について」の議案も上程されています。内容は各市が設置している各施設を構成市の住民が相互に利用できるようにするための協定を締結するためのものです。
財産の無償譲渡や消費税関連も
補正予算、当初予算は各6件ずつで合計12件です。そのほかには、狭山市駅東口区画整理事業の終了に基づく廃止条例、広瀬学童保育所の管理者指定、学校運営協議会(新設)の委員報酬、旧入曽幼稚園園舎等を社会福祉法人秋草福祉会に譲渡する議案、消費税増税による水道・下水道料金の税額の規定等が提案されました。
日本共産党市議団は施政方針への代表質問、本会議、委員会での質疑等を通じて、市民の立場で審査に臨みます。
市長提出議案
★人事案件3件(教育長の任命/固定資産評価審査委員の選任/人権擁護委員の推薦)
★条例制定1件(市職員の配偶者同行休業)
★廃止する条例1件(狭山市駅東口区画整理事業特別会計条例)
★埼玉県西部地域まちづくり協議会構成市による公の施設の相互利用に関する条例9件の一部改定の一括議案1件
★条例の一部改正議案13件(特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償/家庭的保育事業の設備及び運営に関する基準/廃棄物の処理及び再利用/工場立地法地域準則/地区計画地域内の建築物等の制限/狭山市駅東口土地区画整理事 業施行/水道事業給水条例及び下水道条例/布設工事監督者が監督業務を行う水道の布設工事及び布設工事監督者の資格並びに水道技術者の資格を定める/一般職の職員の給与に関する条例)
★指定管理者の指定1件(広瀬小学校学童保育室分室)
★協議1件(公の施設の相互利用に関して)
★補正予算案6件(一般会計/国民健康保険/介護保険/後期高齢者医療/水道事業/下水道事業)
★平成31年度予算案6件(一般会計/国民健康保険/介護保険/後期高齢者医療/水道事業/下水道事業)
★財産の無償譲渡1件(旧入曽幼稚園舎等)
★市道路線の認定4件(祇園地内2件/北入曽地内/狭山台3丁目地内)