ひとり歩き高齢者等の早期発見に向け 保護対応シール配布事業を開始
狭山市では12月からひとり歩き(徘徊)高齢者に対して、早期発見、保護できるシステムとして、二次元コードを活用した「伝言板システム」を導入します。
具体的には、申請する家族等に、ひとり歩き高齢者の基本情報が登録された二次元コードラベルを配布。申請者は、対象者の衣服などにアイロンでラベルを貼ります。
ひとり歩きの高齢者を発見した場合、スマートフォンで二次元コードを読み取ると伝言板サイトが立ち上がるので、現在位置等を入力すると、家族にメールが入る仕組みになっています。
個人情報等は伝言板の画面には表示されず、また土日など公的窓口が閉庁している場合でも迅速に家族との連絡が取れるため、効果が高いと期待されています。
対象となるのは要介護・要支援と認定された方や認知症と診断された方で、今年度は30名を見込んでいます。
今後、広報や市のホームページでもお知らせがありますが、詳しくは狭山市役所長寿安心課へお問い合わせください。