第8回 狭山市公共交通会議を開催
「茶の花号」の運行ルート見直し案が決まる
昨年3月に立ち上げた「狭山市公共交通会議」は、これまで7回の会議が開催され、7月31日に第8回目の会議が行われました。
今回の会議では、これまで議論してきた「茶の花号」の見直し案を全委員で確認しましした。
「茶の花号運行ルート見直し」と言っても、予算はこれまでとほぼ同じと言う制約の中での見直しであり、「不便で困る」と指摘されてきたところに、別な場所のルートを廃止して埋め合わせるようなものもあり、新たな矛盾を含んだものにならざるを得ません。
これからのスケジュールでは、市民に対して11月10日号の「狭山市広報」で、運行ルートの変更内容をお知らせし、12月上旬から新しい運行ルートに移行する予定とのこと。
今回の見直しでは、市民の要望であった、水富循環コースの入間市・野田モール(ベルクなどがある)への接続、入曽循環コースの武蔵藤沢駅への接続などが計画されています。一方で「柏原循環コース」が廃止、奥富循環コースでは「新狭山駅北口〜前田」を廃止、水富循環コースでは「狭山市駅入口交差点〜市役所」「笹井の特別支援学校〜白髭神社」を廃止することなどが決まりました。
思い切った予算措置を取らない限り、見直しには限界があります。日本共産党市議団は、9月議会でもこの問題を引続き取りあげ、より良い運行の実現をめざします。