トップページ もどる
議会報告
議員団紹介
議員団だより
猪股 嘉直
大沢えみ子
広森すみ子
リンク集

議会報告
狭山市公共施設再編計画(案)説明会終わる
公共施設の再編計画について説明する担当部署の課長(右奥)
公共施設の再編計画について説明する担当部署の課長(右奥)
狭山市が3月10日から1週間にわたり、8カ所で集中的に開催してきた「狭山市公共施設再編計画(案)説明会」が16日の水富公民館の開催で終了しました。
 記者も最終日の水富公民館での説明会に参加。会場には主に地元自治会の役員さんが参加され、全体では約20人の方がいらっしゃいました。

パブコメ促進の説明会

 今回の説明会は、再編計画に対する意見をパブリックコメントで挙げてもらうように、それを促す説明会でした。
 パブリックコメントの締切日は3月20日(すでに終了)で、水富地区のように16日の説明会では締切日まで4日間しかない地域もあり、もう少し余裕が欲しいと思います。

18〜27年度の方針説明

 狭山市の方針は、「今後40年間の期間に公共施設の面積30%を減らす」という計画で、各地域に所在する施設、一つ一つについて今後、方針を作成するものとなっています。今回は最初の10年間(2018年度〜27年度)の方針案説明会です。
 市は公共施設の再編の手法(左の表参照)を、「集約化」「複合化」「民間施設の活用」「主体の変更」「広域連携」「廃止・除却」の6つパターンとして、各施設に当てはめて再編を行う考えです。
 市の説明のあと短時間ではありましたが質疑が行われました。
 質疑では「『公共施設の劣化状況評価』と『廃止・除却』方針との整合性がない」「水富の2つの公民館の統廃合では、利用者の利便性を考えて欲しい」との意見等が出されました。

10年間で全公民館をなくす!?

 説明会に参加していた日本共産党の猪股嘉直市議は「今後10年間で全ての公民館を廃止し地域交流センターにするとのことだが、社会教育法に基づく公民館事業はこれからも必要。どう担保するのか」と質しました。市側は、「条例の中に社会教育法に準じる位置づけを明文化する」と答弁。
 猪股市議は、感想として、「施設の集約化はできても、狭山市の集約化はできない。地域に必要な施設は、保存すべきだ」と述べていました。


再編の手法

★集約化 同一の機能、設置目的が異なるが機能が類似している複数施設をより少ない施設数に集約する
★複合化 施設の利用状況や見通しを踏まえ、異なる機能の複数施設を複合する
★民間施設の活用 施設規模や設備、運営形態を踏まえ周辺の民間施設を活用する
★主体の変更 施設規模や運営形態などを踏まえ、施設の設置主体や管理運営主体を民間等へ変更する
★広域連携 近隣自治体の機能、配置状況等を踏まえ、施設の広域利用や共同運営・共同設置を行う
★廃止・除却 サービスの見直しや再編によって余剰または必要性の無くなった施設を廃止・除却する
インデックス ページのトップ