狭山市第63回成人式 新たな門出に平和と民主主義を
宣伝を行う狭山市議団
1月8日、狭山市民会館で「第63回狭山市成人式」が行われ、1996年(平成8年)4月2日から1997年(平成9年)4月1日生まれの新成人、1562人が集いました。
式場では、華やかな振袖や羽織はかま姿の新成人が、旧友たちとの再会に喜びの声をあげていました。
式典に先立って行われたオープニングセレモニーでは、中学3年生当時の各中学校の担任らからのビデオメッセージが紹介され、恩師からのお祝いと心温まる励ましの言葉に、会場のあちこちで嬉しそうな声が上がりました。
式典では新成人となった10名が、各中学校を代表して新成人の主張を発表。両親や友人らへの感謝の言葉と共に、大学へ進学し、水産学、地質学、学園祭の実行委員など、各分野で学ぶ様子や、看護学校や中国への留学など、それぞれが自分の夢に向かって努力している姿に、大きな拍手が送られました。
会場前で各団体が成人式宣伝
会場となった市民会館前では、今年も「新日本婦人の会狭山支部」や「私たちと憲法・狭山9条の会」、「狭山平和委員会」など、市内の平和団体らが成人式宣伝を行いました。参加者らは「成人おめでとうございます」と声をかけながら、署名活動や青年向けのリーフレットを配布。平和の大切さや暮らしやすい社会の実現に向けて、各種選挙での投票行動を呼びかけました。
党議員団も宣伝行動
日本共産党狭山市議団(猪股、大沢、望月の3議員)も、会場前でハンドマイク宣伝を行い、新成人へのお祝いの言葉を贈りながら、「給付制の奨学金を実現する運動や、ブラック企業を根絶する取り組みなどを共にすすめ、安心して学び、働ける社会をつくりましょう」と訴えました。
また、日本共産党西南地区委員会が作成したシール投票では、多くの新成人らが今後取り組んでほしい政策にシールを貼り、中には保育士の勉強中らしき振袖姿の女性が「待機児童について取り組んでほしい」と述べて、欄外にシールを張る姿も見られました。
党議員団は「多くの青年たちが夢と希望を持って学び、働ける社会にするために今年も頑張りたい」と決意を語っています。