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旧中央公民館等跡地利活用事業  
  事業者選定&事業概要住民説明会が紛糾
旧中央公民館等跡地活用事業について説明をする狭山市執行部(向こう側正面)。 1月26日
旧中央公民館等跡地活用事業について説明をする狭山市執行部(向こう側正面)。 1月26日
 狭山市は1月26日、「旧中央公民館等跡地利活用事業における優先交渉事業者の選定及び事業概要についての住民説明会」(以下「説明会」)を開催しました。
 説明会に参加した住民からは、「市の事業推進が、地元住民の意見を聞かずに進められている」「住民の意向をもっと聞いて反映してほしい」等の意見が多数出され、紛糾しました。
 この説明会では、結果的に住民の納得が得られず、市執行部は説明会での状況を市長、副市長などに報告し、今後の対応を検討するものとみられます。


 住民説明会には旧中央公民館地域の地元自治会の方やその他の地域の方も含め約40人が参加しました。また、狭山市議会議員も数名参加し、日本共産党からは猪股嘉直、望月高志の両議員が参加しました。
 狭山市執行部は、担当所管部の総合政策部長をはじめ、次長、政策企画課長、環境経済部商工業振興課長など約10人の職員が出席しました。
 最初に市が跡地利活用の優先事業者の選定経過と結果、事業者の提案内容(民主さやま第1206号=1月22日付既報)についての説明を行いました。

住宅棟9階建てが12階建てに!?

 続いて質疑や意見発表が行われました。質疑では「定住促進施設(=マンション)が前回説明会(2016年9月)では9階建てだったが、今回は12階になっている。急に言われても納得がいかない。どういう経過か」。「3階増えることで日照も悪くなった。道路の付け替え等も行い、地元の住宅からできるだけ離れた南側に造れないか」「公共の土地を安易に民間に売却するべきでない」等の意見が出されました。

市長・副市長の不在に不満の声
 市執行部はそれらの質疑に答弁していましたが、住民の理解を得ることができませんでした。また、質疑者によっては乱暴な口調での質疑が行われ、会場は一時騒然となりました。
 住民からは「最高責任者である市長や、旧中央公民館等跡地活用事業者選定委員会の委員長(副市長)も参加していない」との批判も出されました。

住民側との合意を優先に

 日本共産党の猪股議員は、「2月から始まる2017年第1回定例議会で、事業を行うための『跡地処分議案』が提出される予定。住民との間で納得のいく解決がなされることが前提です」と述べていました。

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