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「ポスト真実」ってなに?
 イギリスのオックスフォード大学出版局は、2016年に注目を集めた言葉として、「ポスト真実」(POST‐TRUTH)という言葉を選んだと発表しました。
 「ポスト真実」って、一体なに?日本共産党の志位和夫委員長が、先日開催された第27回党大会の報告の中で、詳しく取り上げていました。


志位氏は以下のように述べました。

 「ポスト真実の政治」とは、事実に基づかない主張、つまり嘘(うそ)・偽りを繰り返すことで、人々を扇動し、うねりをつくり出す政治を示す言葉であります。アメリカの大統領選挙でのトランプ氏の言動などが、「ポスト真実」の政治の見本とされます。
 ただ、「ポスト真実」の政治=嘘・偽りの政治は、トランプ氏の専売特許ではありません。日本にいるではありませんか。安倍首相こそ、その「先駆的」な実践者ではありませんか。いわく「(福島原発事故の汚染水の)状況は完全にコントロールされている」。いわく「(南スーダンの)首都ジュバは比較的落ち着いている」。いわく「わが党は、結党いらい、強行採決をしようと考えたことはない」。いわく「不戦の誓いをこれからも貫いてまいります」。安倍首相のこの種の発言は、あげればきりがありません。いくらでもあげられます。どれもこれもが嘘・偽りですが、それを巨大メディアが無批判に垂れ流し、国民のなかにある幻想をつくり出しています。
 しかし、私は言いたい。しょせんは、嘘・偽りにすぎません。安倍政権は、嘘と偽りでつくられた「虚構の政権」にほかなりません。真実の光をあてれば、必ず崩壊します。国会論戦で、国民との対話で、たたかいのなかで、安倍首相の嘘・偽りを暴き、事実にもとづく議論こそ大切であることを、粘り強く明らかにしていこうではありませんか。必ず崩せるという確信をもってすすもうではありませんか。

 以上が、この部分での党大会への報告です。
安倍首相の暴政語録はこれだけではありません。志位氏は同報告の中で以下のように指摘しました。

 安倍首相は、年金カット法案の審議で、「私がのべたことを理解できないなら、こんな議論を何時間やっても同じ」と言い放ちました。

 いま第193回通常国会が開かれています。この中でも首相の暴言はとどまるところを知りません。いわく
 野党が対案を出せば、「具体的中身がない」と言い、指摘をすれば「根拠のない中傷はやめていただきたい」。これでは議論になりません。いよいよ退陣させなければ日本の民主主義が壊されます。言論の府を守るために国民と野党の共闘がどうしても必要です。
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