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”知事はパイロットに勲章を”
オスプレイ墜落事故
在沖米軍トップ発言詳細判明
墜落したオスプレイの残骸。これを日本の内閣と主要メディアは墜落といっている。
墜落したオスプレイの残骸。これを日本の内閣と主要メディアは墜落といっている。
 沖縄県名護市の浅瀬で発生した米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイ墜落事故(12月13日夜)に関して、在沖縄米軍トップ・ニコルソン4軍調整官の県民に対する“侮辱発言”の詳細が明らかになりました。12月19日の沖縄県議会米軍基地関係特別委員会で、県当局が日本共産党の渡久地修議員に答弁しました。

 池田竹州基地防災統括官によると、安慶田光男副知事が14日に抗議した際、ニコルソン氏が「パイロットへの思いやり、彼の勇敢な行動に対する配慮がない、さらに、翁長知事は彼にメダル(勲章)をあげるべきだ」と述べたうえで、副知事の抗議要請に強い不満を示して机をたたいたといいます。
 安慶田氏は抗議後、記者団に対してニコルソン氏の対応について「植民地か」と怒りを表明しています。
 謝花喜一郎知事公室長は「(墜落機の)パイロットが、『不時着』させ、県民に被害がなかったから感謝すべきだ、勲章をあげるべきだというのは話にならない。強い憤りを感じている」と答弁しました。 
(あかはた新聞12月25日付)
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