市民要求が実る!「一時預かり保育室」700円→300円に!
一時預かり「ちゃっぽ保育室」
9月議会に、狭山市駅西口の市民交流センター内にある一時預かり保育室「ちゃっぽ保育室」の利用料を11月から引き下げる条例が提案されました。
現在の利用料は1時間あたり700円となっていますが、この11月から1時間300円に引き下げます。あわせてこれまで内規としてあった「1週間あたり3回まで」という回数の上限もなくなる事になりました。
この問題については、日本共産党議員団が施設の開設前から「市内の保育所で実施している一時預かり保育事業の料金は、半日で1000円。1時間あたり700円では高すぎる」と指摘してきました。
昨年の決算審査では、「ちゃっぽ保育室」の1日あたりの平均利用人数が1・7人(年間利用率にして約5・3%)しかないことが明らかになり、議会の要望指摘事項として、「利用率の向上に向けた対策」が要望されていました。
より利用しやすく見直しを
現在の利用状況では、平均利用時間が3・9時間とのことで、今回の引き下げにより、3時間預けた場合で900円と、市内の保育所で実施している一時預かりの料金とほぼ同じ金額で利用できることになります。
現在、「ちゃっぽ保育室」は市民交流センターの施設として指定管理者が運営していますが、すぐ隣には、市が子育て支援策として運営している「乳幼児情報センター」があります。
日本共産党の大沢えみ子議員は、「多くの方に気軽に利用してほしいが、例えば、普段から親子で遊びに来て慣れ親しんでいる乳幼児情報センターの保育士が、一時預かりの時にも対応することができれば、子どもも親も、より安心して利用できるのではないか。今後、そうした連携も視野にいれた検討をしてほしい」と要望しました。