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猪股嘉直議員・一般質問で主張
  入間基地の拡大強化にNoを!
入間市向陽台の留保地。左端の車の向こうは小学校と中学校が並ぶ。
入間市向陽台の留保地。左端の車の向こうは小学校と中学校が並ぶ。
日本共産党の猪股嘉直議員は9月議会の一般質問で、「航空自衛隊入間基地に隣接する留保地(入間市向陽台2丁目・約28f)を防衛省が取得する計画を持っている」事について、狭山市の考えを質しました。

留保地に新病院等の建設計画

 この問題は、8月29日に防衛省が狭山市と入間市に対し、「来年度予算の概算要求で、同留保地に、災害対処拠点等施設と新病院を整備するために、施設配置計画等の基本検討に関する経費を計上」と伝えてきたことを受けて取り上げたものです。
 防衛省は、「新中期防衛力整備計画」の一環として、同留保地を「大規模災害等への対応」「自衛隊病院の拠点化・高機能化」を理由とし、基地に組み入れようとしています。

新中期防に位置づけ

 対象の土地が入間市とは言え、日夜騒音等で苦しめられている狭山市にとっても重大問題です。
 猪股議員は「大規模災害の頻発という点で、災害対策拠点の重要性は理解できるが、防衛省の決定は、新病院建設との一体で進められている。今、防衛省は全国の自衛隊病院の整備と集約を推進しており、『新中期防』の中の重要な位置づけの一つ」と指摘しました。
 猪股議員はC2輸送機の問題を再三取り上げてきました。
 C2輸送機はこれまでのC1輸送機の性能を格段に能力を向上させたもので(航続距離3・8倍&輸送力4・7倍)、これまでの日本各地への輸送というより、海外まで出向いていくことが想定されます。

戦時医療への展開か!?

 「国際貢献」と称して、戦争地域まで飛び、怪我の兵士を運び、入間基地の新病院で治療。「戦時医療」への展開の可能性があります。これまでの入間基地の役割とは全く変わります。
 市長は、猪股議員の指摘に対し、「災害対策では地域の安全につながる。新病院は具体的内容が未定で、情報提供を求めていく」との答弁に留まりました。
 
留保地の隣は小中学校
猪股嘉直市議会議員
猪股嘉直市議会議員


 猪股議員は、同留保地が東町小学校、同中学校等に隣接する場所であること、今後の基地の任務との関わりで、ますます騒音、交通渋滞等が市民生活に大きな影響を及ぼす危険性あると指摘し、防衛省の計画に反対の声を上げるよう求めました。

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