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2013年 参議員選挙
日本共産党、8議席に躍進!
紙智子さん3選。伊藤岳さん善戦。
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比例区で3選を果たした紙智子参議員議員 |
第23回参議員選挙は21日に投開票されました。日本共産党は改選3議席(全て比例区)に対して、比例区で5議席、選挙区でも東京、大阪、京都で3議席を獲得し、非改選の3議席と合わせて合計11議席へと躍進しました。
岳さん、前回を15万票増やす
埼玉県と狭山市の日本共産党と後援会が運動した比例区の紙智子さんは3選目を果たしました。
選挙区では2度目の挑戦の伊藤岳さんが、前回の票を約15万票増やし、35万票を超える得票でしたが当選には届きませんでした。
全国の投票率は52・61%で、前回よりも5・31%少なく、狭山市では54・43%で前回よりも4・9%少ない状況で、政治不信の影響が現れた形となりました。
衆議院選挙の1・5倍の得票
狭山市内での日本共産党の比例選挙の得票は、7,565票。伊藤岳さんは8,103票でした。これは昨年12月に実施された衆議院選挙の比例4,928票、工藤たけし候補5,419票の約1・5倍にあたる得票です。
自公の悪政に対案示し
日本共産党は今回の選挙が自民党、公明党の連立政権が「国民には消費税の増税、法人には大減税」、「事故の収束もしていない原発の再稼働と海外輸出」、「農業や国民皆保険制度を壊すTPPへの参加」、「憲法の改悪」をすすめていこうとするのに対し、対案を示して闘いました。
志位委員長が結果を見て会見
日本共産党の志位和夫委員長は選挙結果の大勢が判明した時点で会見を開き、以下のように述べました。
【概要】一.ご支持をいただいた国民の皆さん、大奮闘していただいた支持者、後援会員、党員の皆さんに、お礼を申し上げます。
二.国政選挙では1998年の参議員選挙で躍進して以降、難しい政党配置の状況が続き、苦労もしてきました。議席を伸ばしたのは15年ぶりですが、今後のことを考えると大変大きな攻勢の足がかりをつくれたと思います。
三.今度の選挙では自民党と正面から対決し、四つの転換を訴えて選挙戦を闘いました。
@国民の所得を増やし、景気回復をはかる A原発ゼロの日本をつくろう B憲法を守り、生かした平和な日本を Cアメリカ言いなりの政治を正そう
この訴えが評価していただいたと考えています。
四.今の状況の中で、自民党に対する「これは危ないぞ」という危機感や、不安感を少なくない国民の方がお持ちだと思います。消費税の大増税、憲法9条の改訂、原発再稼働など、こういう道を暴走するのは危ないという気持ちが国民の中に広がっている。そういう中で、日本共産党が自民党と正面から対決して暴走にストップをかける頼りになる政党として力を発揮していきたいと決意しています。
五.私たちはどんな問題でも抜本的に打開策を示していきたいと思います。今度の選挙の結果で新しい力を得ましたので、公約実現のために全力をあげていきます。
今回の参議員選挙のいくつかのデータ
★狭山市内の投票率
有権者数 投票者数 投票率
今回 128,587 69,987 54.43%
前回 124,566 73,900 59.33%
★埼玉県選挙区選挙(狭山市分)
古川 俊治(自民) 24,324
矢倉 かつお(公明) 13,665
山根 りゅうじ(民主) 9,861
こうだ 邦子(みんな) 9,838
伊藤 岳 (共産) 8,103
川上 やすまさ(社民) 1,323
みやなが 照彦(埼玉の未来) 676
谷井 みほ(幸福) 434
★比例代表選挙(狭山市分)
自民 22,774 みんな 7,520 緑の党 430
公明 10,436 維新 6,317 みどりの風 424
民主 10,344 社民 1,265 大地 304
共産 7,565 生活 1,224 幸福 182
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