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狭山市など近隣5市の平和団体が要請
入間基地での曲技飛行NO!
要望書を手渡す飯島代表(右)と後方は要請団。入間基地にて10月2日。
要望書を手渡す飯島代表(右)と後方は要請団。入間基地にて10月2日。
 狭山、所沢、入間、飯能、日高市の平和民主団体(28団体)で構成する「入間基地航空祭でのブルーインパルスの曲技飛行の中止を求める会」(代表:飯島邦男氏)は、10月2日の午前、航空自衛隊入間基地を訪ね、防衛大臣と航空自衛隊入間基地司令宛に、「申し入れ書」を手渡し、要請を行いました。 
 要請団は各自治体の平和民主団体の代表で構成し、日本共産党からは狭山市、入間市、飯能市議団が参加しました。

住民生活頭上での飛行やめて!

 最初に「会」代表の飯島邦男氏が申し入れの主旨を説明し、「航空祭での曲技飛行は勿論、日常の訓練飛行など、住民の生活する頭上での飛行の中止を求める。それができなければ何故できないかという点と、万一の場合の避難回避の方法について説明を求めたい」と述べました。
 要請団に対応した担当官は、「申し入れの内容については厳粛に受け止め、確実に防衛大臣に伝える」が、要請団が求めた文書回答については「控えさせていただく」と断りました。
 担当官は、「曲技飛行の実施は、入間基地指令が決断し、上層部に許可を願う。今年も実施の上申の予定だ。許可がおりれば、ブルーインパルスの入間航空祭への派遣が決定されるが、当日の実施や飛行の内容については、当日の天候、その他を勘案し、関係する部門の集団的検討で判断される」と述べました。
 万一の場合の避難については、「滑走路とその周辺や、基地の東側空き地(市役所側)などを考えている」と述べました。

曲技飛行での交流は不要!

 担当官は、住民が生活している市街地でのブルーインパルスの曲技飛行について、「自衛隊基地というのは日ごろから住民に対しては閉鎖的なものである。だから、こういう『航空祭』のような機会に、住民との交流や、自衛隊の宣伝などを目的にアクロバット飛行などを行って交流を深めたいと考えて実施している」と述べました。
 参加した日本共産党の猪股嘉直議員は、「住民との交流については、今でも花火大会や、盆踊りなどが行われている。一歩間違えれば悲惨な大事故につながるアクロバット飛行の必要はない」と述べて、これらの意見を上層部にも確実に伝え、見直しをするように求めました。



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