2010年度決算審査
西口工事などで多額な支出
狭山市議会は本会議と各常任委員会で昨年度の各会計決算の審査を行なっています。
22倍の経済効果
リフォーム助成制度
市内の建設労働者などから要望が寄せられ、日本共産党市議団も、実現と拡充のために努力してきた「店舗・住宅リフォーム助成」制度は、昨年度382万8千円が支出されました。
この制度は市内の商店や住宅のリフォームを行う場合、市内業者に工事を依頼する時には、店舗については工事費の10%(限度額20万円)、住宅は5%(限度額10万円)の補助が出る制度です。大変人気が高く、補助額の約22倍の経済効果がありました。共産党市議団は引き続き、予算の増額を求めています。
西口関連工事費が11億円を超える
狭山市駅西口関連では、橋上駅舎・東西自由通路整備事業委託料と負担金で4億6千万円、再開発事業負担金が6億5千万円(繰越明許含む)の支出がありました。西武狭山市駅の駅舎工事費も狭山市が総額の3分の2を負担しています。
駅前広場の管理委託927万円
狭山市駅西口の駅前広場が昨年3月25日から供用開始となりました。市民からは、「大きくなっただけで、かえって不便だ」という声も寄せられています。
この西口駅前広場の維持管理委託料は、昨年4月1日からの一年間で、927万円にものぼります。
内訳は、ペデストリアンデッキの清掃が611万円、エレベーターとエスカレーターの保守点検、メンテナンスが283万円、エレベーター、東西自由通路のトラブルへの緊急対応が10万円、自由通路の朝と夜のシャッター開閉委託が23万円とのこと。
共産党議員団はペデストリアンデッキの冬の凍結防止なども要求し、利用者への安全対策を求めました。