座間市民新聞(1999年10月発行第177号)について

座間市民新聞は日本共産党座間市委員会(座間市相模が丘4−13−3)の発行する政治、政策紙でご希望の方には無料で配布いたします。  市政の重要問題や市議会の様子を伝えています。


コラム『傍聴の目』

茨城県東海村の核燃料工場で臨界事故が発生し、多数が被曝したという報道には驚きました。しかも未然防止策も安全対策もなかったという調査報告に、他人事でない恐ろしさを覚えました。9月座間市議会は最終日の本会議で、小松原に建設を計画している火力発電所に反対している地域住民の「建設反対の陳情」が審議され、その行方を注目して傍聴席は満員でした。住宅密集地に新たな大気汚染や騒音などの発生源になる建設を住民が承知するはずはありません。安全面でも納得のいく説明が十分されていないし、座間市の宝ともいうべき地下水を大量にくみ上げるという。ところが、日ごろから市民の代表と標榜(ひょうぼう)する党派の議員が、住民の願いに背を向けた表決をし、地元を地盤に当選した某議員は次期議長の名誉とひきかえに期待を裏切っても恥じない有様。「何党は裏切るのか」「何議員市民は見ているぞ」といった怒りの声が上がったのは当然です。(S)


主な記事から

品川白煉瓦火力発電所建設を断念 団結した住民の大きな成果 
写真:火力発電所建設予定地を現地調査する日本共産党畑野参議院議員と中路衆議院議員ら
建設の危険性を先駆的に指摘日本共産党議員団計画の白紙撤回を求める
介護保険:安心して受けられる制度に日本共産党市議団が改善を要求
  火力発電諸問題:問われる容認派の姿勢と責任
水道会計決算:料金値上げの水道経営決算認定に反対
神奈川県警事件:徹底究明求め意見書市議会が全会一致で採択


9月議会で一般質問:

中沢邦雄議員、1市長の政治姿勢、残土、発電所、ガイドライン関連法、情報公開、市役所への循環バス。2福祉行政、福祉構造改革の問題点介護保険
菊川ゆり子議員、1学校、保育園など公共施設の老朽化対策、2少子化対策、3住民参加の街づくり、4商店街振興
山口幸三議員、1震災対策、民家の耐震化支援、2産業振興策の確立、3道路の側溝整備など


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