座間市民新聞(1999年1月発行第174号)について

座間市民新聞は日本共産党座間市委員会(座間市相模が丘4−13−3)の発行する政治、政策紙でご希望の方には無料で配布いたします。  市政の重要問題や市議会の様子を伝えています。概要をお知らせします


地下水保全条例施行される

 座間市議会全28人の議員提出議案として、昨年の4月3日に成立した「座間市の地下水を保全する条例」が8ヶ月の周知期間を過ぎて、昨年12月25日から施行されました。25年前から条例制定を追求してきた日本共産党は、市民の皆さんとともに条例の施行を喜ぶものです。  座間市は、現在、水道水の85%を地下水に依存していますが、この地下水を守るために、水質、取水量の規制と水源涵養(かんよう)を含む総合的な管理を目指している点で、全国初の条例ともいうべきものです。条例は、地下水を市民共有の財産として守っていくためのルールづくりを定めたもので、市全域を水源保護地域に指定し、地下水の汚染防止と浄化、採取、涵養と水源保護のために市、事業者、市民の責務をうたっています。  日本共産党は、条例の発議者として、最初の提案者として、条例はかくあるべきだと思う考えを持っています。しかし、28人議員の総意で条例を成立させた立場に立って、この条例の中で実効性を追求していきたいと思います。そのために、これからも市民の皆さんとともに地下水を守り育てる先例を着実に築き上げるためにがんばる決意です。


主な記事から

年頭のごあいさつ
傍聴の目
品川白煉瓦発電所:住民の反対署名が8000人をこえる
談合:談合排除で公共工事のコストダウン
質問、質疑から:市民要望の実現に向けて
97年度決算:不況に追い討ちをかけた97年度市政日本共産党議員団、決算認定に反対
決議、意見書:米英両軍のイラク爆撃に抗議する決議を採択


12月議会で一般質問、総括質疑:

中沢邦雄議員、1不況克服には消費税減税が最も効果的、地下水保全条例を実効あるものに、介護保険に減免制度を設けよ、市役所へのバス問題の早期解決、教育問題について教育長の見解を質問
山口幸三議員、1基地、平和問題、新ガイドライン法に反対、毅然とした座間基地対策を、基地交付金の増額を求めよ、米空母母港の返上で爆音被害の解消を、日米安保に対する市長の姿勢を問う。2地震対策について
久保田猛議員、1品川白レンガ発電所問題、2地域環境整備、相模が丘地域は特に公園が少ない問題、マンション問題を座間市の都市、住宅政策に位置付け、実態調査、耐震調査に補助せよ
菊川ゆり子議員、1行政組織条例についての総括質疑、討論:全職員の意見を取り入れていないので反対。2一般会計補正予算総括質疑、討論:国の子育て支援補助も適用し0歳1歳児の保育を拡大せよ、防衛補助も道路、公園整備に活用せよ、入札制度改善で得た財源を景気対策、教育予算で積極的に活用せよと注文をつけ賛成


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