2008年5月15日発行 第108号
2007年度日本共産党座間市議団の政務調査費
決 算 報 告
政務調査費は皆さんの大切な税金から政党会派に議員一人当たり年間198,000円交付されます。政務調査費とは市議会議員が議会活動に必要な資料を購入したり、調査・研究をするための費用として交付されるものです。 座間市は他市に比較すると少ない金額です。共産党市議団は、支出の多くを研修費として「ホームページ」や「座間市民新聞」などの議会報告に使っています。政務調査費で賄いきれない費用は、3名の議員個人からも会費を徴収し政務調査費に繰り入れ活動を支えています。政務調査費の使途から議員団活動を知ることが出来ます。
2007年度の政務調査費について、議員控え室にて公開しています。
不在のこともありますので、党市会議員に電話をしてからお出かけください。
概略は次のとおりです
| 収 入 | 支 出 | ||
| 政務調査費 会 費 |
596,000 3,363 |
研 修 費(座間市民新聞年4回発行など) 資料作成費（団ニュース発行など） 資料購入費 会 議 費 役 務 費 |
463,412 6,0717 71,660 920 2,654 |
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| 599,363 | 599,363 | ||
党市議団平和行進に参加
8月の原水禁世界大会の成功に向けて核兵器廃絶･核戦争阻止･被爆者援護を訴えて全国11のコースで広島・長崎へ平和行進が行なわれ、5月10日座間市内にはいりました。米陸軍前方司令部の移転に反対し、この行進に約150名の人々とともに党市会議員中澤･菊川・柏木の3名も参加しました。キャンプ座間の正門前ではキャンプ座間強化に抗議しシュプレヒコールを行ないました。
座間市役所前で行なわれた小集会では、行進団代表に座間市長より激励のメッセージと激励金、議長からも激励金が届けられました。また行進団からは、「核兵器廃絶平和都市宣言にこめた平和への思いを市民に呼びかけ核兵器廃絶の世論と行動の先頭に立ってご尽力を」など7項目にわたる要請書が手渡されました。この行進には日本共産党の衆議院関東ブロック比例予定候補者のはたの君枝さんも参加しました。
イラク派兵は違憲
======名古屋高裁判決=====
自衛隊のイラク派兵は憲法違反にあたるかどうかについて問われた裁判で、名古屋高裁は4月17日、「米兵などを輸送する航空自衛隊の空輸活動は憲法違反」「平和的生存権は憲法上の法的権利」と画期的な判決をしました。判決では「現在のイラクでは国際的な武力紛争がおこなわれている」と言明し、現在行なわれている航空自衛隊の武装兵員空輸活動は「他国による武力行使と一体化した行動」と指摘。さらに「武力行使を禁止したイラク特措法に違反し、憲法9条にも違反する活動が含まれていることが認められる」としました。また原告の訴えに対し「それぞれの重い人生や経験などに裏打ちされた強い平和への信念や信条を有している」「そこにこめられた切実な思いには、平和憲法下の日本国民として共感すべき部分が多く含まれている」と評価しました。
キャンプ座間にも「自衛隊中央即応集団」が、朝霞から移駐してこようとしています。「中央即応集団」はアメリカの要請に従って迅速に戦場に向かい米軍とともに戦うことが生まれながらの任務です。中でも中央即応集団の中核となる中央即応連隊は先遣隊として戦場に駆けつけ作戦を実施することが大きな任務です。憲法の9条1項にある「武力による威嚇または武力の行使は国際紛争を解決する手段としては、永久に放棄する」に抵触します。
現在、憲法9条を守り、生かそうという運動が全国津々浦々で巻き起こっています。今回の判決はこの運動の正しさを証明したともいえます。
日本共産党市議団はこれまで中央集団移駐を含めキャンプ座間強化反対の取り組みをしてきました。これからも多くの市民の皆さんとともに、運動を進めていきます。
