2007年4月22日発行 第98号


高額療養費(入院の時)

70歳未満の方も4月から窓口払いが免除になります。


 医療費の患者負担を一定額以上支払った場合、後から払い戻しを受ける高額療養費制度がこの4月から改善されました。
 これは、がんなどで入院した場合、現行制度では医療費が100万円かかったとしますと、3割の自己負担分となる30万円をいったん病院に支払わなくてはなりません。高額療養費制度で限度額以上支払った分は、後から払い戻しを受けますが、これでは病院への支払いが大変で、窓口負担をなくしてほしいという声があがっていました。
 この間日本共産党が国会で取り上げるなど、患者団体や医療関係団体とともに政府に求めてきましたが、これが実現したものです。
 このことにより入院時多額の現金を用意したり、後から払い戻しの申請をする必要がなくなりました。(70歳以上の方については、すでに02年10月から実施されています。)
 ただし、この仕組みを利用するためには、所得に応じた自己負担限度額を示す認定証の交付を受けなければなりません。認定証は、国保の人は市の窓口、組合健保の人はその組合にそれぞれ申請する必要があります。
 尚、詳しい内容については、広報ざま3月15日号に掲載されていますのでお読みいただくか、または、市議団までお問い合わせ下さい。




県知事選挙

かもい洋子さんが56万票獲得!


 8日投票の県知事選で「平和ですみよい神奈川民主県政をつくる会」で座間市在住のかもい洋子さんが561,906票(得票率17・6%)を獲得し善戦しました。
 選挙の結果は、かもいさんは地元座間市で8,333票20%を獲得し、自民候補を上まわり2位でした。
 県民のくらし、子育てと憲法・平和を守る、そして、米軍基地強化を許さず、まともな自治体をとの訴えに多くの期待が寄せられたものと思います。
 みなさんのご支援に感謝申し上げます。



公務職場もワーキングプアを出しかねない!?

 公立保育園では、4月2日から新入園児が入ってきました。しかし、保育体制に見合った保育士が不足し、人づてに紹介してもらいやっと体制が整ったという園もあります。
 多くの非正規保育士を雇用し、延長保育や土曜日保育など正規職員とともに行っています。
 臨時保育士の仕事は、正規保育士と同じで早番、遅番のローテーションにも入っており、臨時・非常勤の保育士がいなければ保育園が回っていかない状況です。しかし、賃金は低く有資格者で10年以上の経験がないと1時間1,000円を超えません。どの園でも正規保育士(園長を含む)と、非正規保育士とがほぼ同数です。
 経験豊かな臨時保育士でも「所得税や雇用保険を引くと手取り14万円程度で、何年働いても退職金もなく、これでは生活ができない。子どもが好きだから続けられるようなもの」と話しています。
 公務員職場での不安定雇用が広がり、ワーキングプアーを生みかねない状況について、市議団では市民のくらしと安全を支えるにふさわしい職員体制を求めています。

コミュニティバス試行運行実績
平成19年2月28日現在
【年度別乗車人員】
運行日数 相模が丘 さがみ野 小松原
ひばりが丘
東原
ひばりが丘南
入谷 座間
平成16年度 145 1,790 1,937 0 0 3,727
平成17年度 359 6,382 5,263 11 21 11,677
平成18年度
(2月28日現在)
328 7,352 5,750 931 2,109 314 231 16,687
入谷・座間は1月22日より運行




よろず相談
日時 4月27日(金)
午前10時〜12時
場所

共産党控室