2023年5月25日発行 第278号


日本共産党市議団の提案が実現!
再び10月から来年3月まで、水道料金20%減免

 本年第2回定例会の議案にて、1億7302万1千円をかけて水道料金の減免を行う補正予算が提案されました。水道料金減免は物価高騰から暮らしと営業を守る取り組みの一環で日本共産党市議団が求めていたことでした。水道料金の減免期間は、昨年と同じく、10月から来年3月までの半年間で、基本料金と従量料金の合計額を20%減免します。この議案は、定例会初日に採決されることとなりました。国は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を座間市に追加で5億8290万3千円交付しました。また、座間市の財政調整基金はまだ約15億円もあります。今後も、市民生活の向上を求めてがんばります。

 




市政報告会を開催・急傾斜地への対応

◆前半に議会の中身を報告
 2023年5月6日の午前中、ハーモニーホール座間の中会議室で、日本共産党座間市議団による市政報告会を行いました。私が司会で、星野議員の報告につづき、私もりやも今年1月の臨時議会と3月の定例会の報告を行いました。
 有機フッ素化合物の問題、キャンプ座間のユースセンターの立派さにひきかえ座間の児童ホーム(学童保育)の狭さ、安保三文書の内容を示しキャンプ座間の標的化の危険性を質問しても認めない当局の考え方、物価高騰対策で水道料金20%減免を延長すべきこと、保育士配置基準の改善を求める陳情と意見書が全会一致で採択されたことなどでした。
◆様々な意見・要望あり
 その後の質疑・意見交換では様々な声があり、とても充実したものとなりました。コミバスの本数ふやして、不登校対策で校内スクールを、あたたかい中学校給食に、小中学校の給食は無料に、タクシー券をもっと増やしてなどの声がありました。今後に活かしていきます。
◆急傾斜地の対策を
 市政報告会で南栗原四丁目の急傾斜地の対策(図参照)を求める声があり、さっそく翌週の5/9火曜に厚木土木事務所東部センターに行ってきました。不安に感じている住民の思いに寄り添う対応を求めたところ、「すでに現場を見たが建築基準法上は問題無い」とのこと。また、崖のブルーシートの撤去を求めたところ、工事業者に依頼するとのことでした。今後、急傾斜地崩壊危険区域の指定、崩落対策費の予算化、工事前の暫定措置を求めていきます。【守谷浩一 記】




核兵器禁止条約の批准を!この声を止めない

 真夏に行われる「原水爆禁止世界大会」に向けた「国民平和大行進」が現在全国で取り組まれています。座間市でも2019年まで毎年5月10日に行進を行っていました。しかし新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年には何も行えませんでした。けれど、核兵器の廃絶を求める市民の声は絶えることはありません。2017年に国連において採択された「核兵器禁止条約」は、コロナパンデミックの翌年2021年1月22日に発効されました。そして、座間市でもコロナ禍の中で出来ることとして、2021年から毎年「平和集会」を行っています。今年は5月13日(土)に行いました。今年は佐藤弥斗市長も2021年に続き集会に姿を見せてくれました。
 本年5月に行われたG7において、19日に「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」が出されました。「核兵器のない世界」を言葉ではのべているが、それは「究極の目標」と位置づけられ、永久に先送りされている状況です。そして、核兵器は「侵略を抑止し、戦争と威圧を防止する」と、「核抑止力」論を公然と宣言しています。「核抑止力」論は、いざという時は、核兵器を使用し、広島・長崎のような非人道的惨禍を引き起こすことをためらわない議論です。また、核兵器禁止条約について、一言の言及もありませんでした。私たちはまず日本が「核兵器禁止条約」の署名・批准を行い、核のない真の平和な国際社会を作るために、声を上げ続けていきます。【星野久美子 記】




2023年座間市議会第2回定例会

 今定例会からコロナ対応を終了し通常運営となりますが、議場で傍聴される場合は、引き続き感染拡大防止にご協力をお願いします。たくさんの皆さんの傍聴をお願いいたします。



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