2019年5月21日発行 第230号


ゴミのない目久尻川を求めて清掃活動

 目久尻川ふるさとネットワークが主催する「目久尻川クリーンアップ活動〜つなごうみんなでふるさとの川〜」が5月12日に行われて、参加しました。座間地区では、「座間のホタルを守る会」の方々が、2003年から取り組んでいます。当日は、上流から下流まで4班に分かれますが、今回は上流班に参加しました。
 ヒップウエイダー(濡れないよう腰まである長靴)やウェットスーツを着用して、川にはしごで下りて土のう袋にゴミを詰める人と、川に入っている人にゴミの所在を上から見て伝える人、ゴミの詰まった土のう袋をフックのついたロープで引き上げる人、様子を写真撮影する人、というような役割分担でした。
 過去には自転車等の大きなゴミがありましたが、全体的に缶やプラスチックゴミなどが減ったように感じました。鮎がいくつかのポイントで泳いでいるのが見られました。

翌日のゴミ分別作業にも参加

 翌日は、拾ったゴミをすべて土のう袋から出して、分別する作業に参加しました。特徴的な川の臭いに慣れるまで少し時間がかかりました。座間市では今年度から「もえる」ゴミでなく「もやす」ゴミに表記変更して分別意識を向上させています。今回の分別もできるだけ再利用、それが叶わないゴミの場合だけ「もやす」ゴミとしました。
 今後も、ゴミのない目久尻川をめざして参加していきたいと思います。(守谷浩一 記)

写真
目久尻川清掃後のゴミ分別作業



日米地位協定の見直しを求める陳情・意見書が採択

 3月の座間市議会で、日米地位協定は日本国憲法の理念、地方自治の根幹をも揺るがしかねない協定であり、沖縄県民の民意を無視して辺野古埋め立てを強行している政府に対して、日米地位協定の見直しと、地方自治の権限を保障することを求める陳情が提出され賛成多数で可決採択されました。賛成は共産(3人)、公明(3人)、大志(2人)、無会(3人)の11人、反対は自民いさま(8人)、明進(2人)の10人でした。

日米地位協定とは

 一般的に、戦後日本の安全保障は、日米安全保障条約によって、憲法の下、専守防衛を基本とする日本を米国が補完する形になっていて、この安保条約に基づき、在日米軍にさまざまな特権を認めているのが日米地位協定だといわれています。
 日本が独立を回復する直前に結んだ日米行政協定をほぼ引き継ぎ、基地の自由使用を最大限保障した。1960年の締結から一度も改正されていません。
 「沖縄では憲法の上に日米地位協定がある」。昨年夏に急逝した沖縄県の翁長雄志(おながたけし)前知事は生前、そう語っていました。在日米軍専用施設の7割が集中する沖縄では、米軍人・軍属による殺人・強姦などの事件や事故が後を絶ちません。ところが地位協定によって日本側の捜査には厚い壁があり、騒音被害や環境汚染にも、有効な手立てを打つことができていません。
 日本の主権や憲法の保障する人権に制約があるのは、沖縄だけのことではありません。横田基地の米軍が管制権を握る「横田空域」です。羽田空港や成田空港に発着する民間機は米軍の許可なく通過できないのです。
 全国知事会は昨年夏、協定の抜本見直しを求める提言をまとめました。航空法や環境法令などの国内法を原則として米軍にも適用すること。事件・事故時の自治体職員の立ち入りを保障すること。いずれも、住民の暮らしに責任を持つ自治体の首長として、当然の求めです。
 今、安倍政権がやるべきなのは、改憲ではなく、日本と同じ敗戦国であるドイツ・イタリアが行ったように、日本も日米地位協定の見直しを、実現することです。(中澤邦雄 記)




核なき世界をもとめて

 5月10日、今年も「神奈川県平和行進」が座間にやって来ました。
 私は毎年先導車に乗り、アナウンサーとしての参加をしています。行進参加者と掛け合いでの「ピースコール」や、沿道の住民や、車で通りすぎる方々に「平和行進」は何のためにやっているのか、何を求めて歩いているのかを説明しています。
◇今年のアナウンス内容の一部を紹介
 平和行進は1958年から毎年「なくそう核兵器」の願いをつないで、雨の日も風の日も歩き続けて今年で61年目になりました。平和を求める人なら誰でも参加できる行進です。核兵器のない世界のためご一緒に歩きましょう。毎年、北は北海道、南は沖縄から広島・長崎へ「核兵器のない世界を」の願いを運んで歩いています。全国すべての都道府県を結ぶ日本最大の市民の平和行動です。
 2017年7月7日、被爆者をはじめ日本と世界の人々が願い続けた核兵器禁止条約が国連で採択されました。現在、禁止条約は発効に向けてそれぞれの国で調印・批准の手続きが行われています。世界のすべての国が核兵器禁止条約に参加し国際条約として発効するよう国連に声を届けましょう。日本政府は核兵器禁止条約に反対し参加しようとしていません。日本は戦争で核兵器が使われた国として、核兵器のない世界の実現の先頭に立つべきではないでしょうか。日本政府が核兵器禁止条約に参加するよう声をあげていきましょう。「核兵器は持たず、つくらず、持ち込ませず」この非核三原則を守り実行するよう日本政府に求めましょう。私たちは、原爆によって多くの犠牲をはらったからこそ、もう誰の命も奪わない、殺されたくないと平和の願いをつないで歩いています。
◇核兵器廃絶は世界の願い
 核兵器廃絶の願いは日本人だけの物ではありません。神奈川県平和行進にも毎年、海外からの参加者がいます。今年はフィリピンの青年です。また、行進と同時に行われている、核兵器廃絶の願いの署名「ヒバクシャ国際署名」を更に国際的な運動にしようとする取り組みが米国の「ピーク・インスティテュート」というNGO団体によって進められている、と5/21のしんぶん赤旗で伝えています。
 人類と核は共存できない、私たち日本人は、広島・長崎・第5福竜丸・福島を通じてそのことを知っています。核の恐ろしさを伝えると共に、核の恐怖の無い本当の平和への希望を一歩一歩に託して行進をしています。来年も座間の平和行進は5月10日です。是非ご一緒に歩きましょう。【星野久美子 記】




座間市議会 2019年 第2回定例会の日程

 5月31日から議会が行われます。各委員会も傍聴できます。基地政策特別委員会以外はいずれも9時開会です。ぜひ傍聴にいらしてください。

日時 会議の内容 会議の場所
5月23日(木) 議会運営委員会、議会招集  議場
31日(金) 本会議(開会、提案説明、総括質疑)  議場
予算決算常任委員会(本会議終了後)  全員協議会室
6月 7日(金) 本会議、一般質問  議場
   10日(月) 本会議、一般質問  議場
  11日(火) 本会議、一般質問  議場
  13日(木) 予算決算常任委員会 企画総務分科会
企画総務常任委員会
 委員会室1
  14日(金) 予算決算常任委員会 民生教育分科会
民生教育常任委員会
 委員会室2
17日(月) 予算決算常任委員会 都市環境分科会
都市環境常任委員会
 委員会室1
  19日(水) 予算決算常任委員会  全員協議会室
基地政策特別委員会(13時〜)  委員会室1
  21日(金) 議会運営委員会  委員会室1
  25日(火) 本会議(討論、採決、閉会)  議場



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