2014年3月21日発行 第171号

2014年度座間市議会第1回定例会
新年度一般会計予算案など24議案が審議
一般質問は18人が行う


 2014年度座間市議会第1回定例会が2月21日から3月24日まで開催され、’14年度座間市一般会計予算案など24議案と陳情が審議されました。
 党市議団は、提案された予算議案などに対する総括質疑は代表して中沢議員が2月24日に行いました。
 市政全般に対する一般質問は、2月28日、3月3日、4日の3日間にわたって行われ、党市議団の守谷浩一、星野久美子両議員を含む18人が質疑を行いました。

守谷議員と星野議員の質問項目

◇守谷浩一議員
1.基地対策について
2.リニア中央新幹線に伴う座間の地下水への影響と対策について

◇星野久美子議員
1.コミュニティーバスについて
2.振り込め詐欺などの被害と対策について





市民の安全・財産を守るために

特殊(振り込め)詐欺の被害の実状
 2014年第一回定例議会において、最近座間市内でも多発している「振り込め詐欺の被害と対策について」を一般質問しました。
 警察庁の資料によれば、2013年の全国における、電話を使って身内を装いお金をだまし取る、特殊詐欺の被害は、前年比37.2%増の11,154件、金額は33.6%増の486億9325万円でした。また、警視庁では、被害者は70才代以上の女性の占める割合が48.2%と最も高い数値であるが、10代から60代まで全ての年代が被害に遭っていることや、この数値は警察に被害届が出されたもののみであることから、実際の被害はこれをはるかに上回るものと考え、一層の注意を呼びかけています。
 一方座間市では、昨年2013年の振り込め詐欺発生件数は23件、2012年に比べ19件増えています。 振り込め詐欺以外の特殊詐欺3件を含めた被害総額は1億円を越えました。また、2014年に入り被害は増え続け、2月末までで8件、被害額は1770万円です。これに対し座間署では特別チームを立ち上げ、高齢者宅を訪問し啓発チラシや電話に貼るステッカーなどを配布し、注意喚起をしています。

市としての対策
 振り込め詐欺は犯罪ですから、基本的には警察が対応しますが、市民の安全・財産を守るために自治体としてできることは何なのか、また、被害者は高齢者が多いことから、高齢者にわかりやすい周知の方法や、「広報ざま」へ毎号注意喚起の掲載をするなど、犯罪防止のための周知に努めるべきではないか、と質問しました。市長からは「市民の安全・財産を守ることは公に課せられた使命。老人会の集まり等には必ず注意喚起をしている。これからも意を強くし、警察ともコラボしながら庁内あげて取り組んでいく」との答弁でした。様々な手法で巧みに詐欺を仕掛けてくる特殊(振り込め)詐欺に対して、高齢者に重点を置く周知方法も大切ですが、同時にすべての年代を対象に、詐欺被害防止のためにできることを呼びかけていくべきだ、と質しました。

(星野久美子 記)





議会質問と地下水に関する講演会

 座間市の水道水は約8割が地下水です。その一部の相模原市橋本あたりから流れてくる地下水に影響を及ぼしかねないのがJR東海によるリニア中央新幹線で、橋本駅周辺の地下開発問題を私は一般質問で取り上げてきました。先日2月28日、この問題で5回目の一般質問をしたところ、環境経済部長から、「座間市地下水採取審査委員会のメンバーに『地下水は語る』の著者である芝浦工業大学の守田 優(もりたまさる)教授が入っているので、お伺いをたてたい」という旨の答弁がありました。
 その守田教授を講師に迎えての講演会が、3月9日に相模原市橋本で開催され、参加してきました。

◇リニア中央新幹線による地下水への影響は落ち着いた後の数値
図 守田教授いわく、地下構造物をどの深さ、方向、幅でつくるかにより地下水への影響が変わってくるとのことで、地下水の流れと地下構造物の方向が同じなら大丈夫だが地下駅周辺ではほぼ直交するとのことでした(図参照)。また、コンピュータ内のモデルで地下水の動きを解析する「三次元浸透流解析」という手法がありますが、リニア中央新幹線の環境影響評価準備書では…

●現実の地下水の流れをコンピュータ上のモデルが再現できるかが大事なのに、その再現実験が示されていない。(※信頼性が乏しい)
●地下水への影響は工事中に大きく現われるのに、工事後の落ち着いた後の地下水位の変動だけ(※上流部で12cm上昇、下流部で15cm低下)を記載してある。工事中はもっと大きくなるのではないか。

とのことでした。
 いずれにしてもリニア中央新幹線の地下駅と地下トンネルは深さ、方向、幅についてまだ大雑把なデータだけなので、影響はわからないとのことでした。

◇地下水保全条例により座間の地下水を守る取り組みを
 地下水保全条例によれば、県や周辺市と一体に座間市の地下水を保全することは座間市の責務です。今後、JR東海に環境影響評価をやり直させ、詳細なデータを示すよう求めていきたいと思います。

(守谷浩一 記)




平成26年度 一般会計歳入歳出構成図

平成26年度 一般会計歳入歳出構成図




<<よろず相談>>
○日 時 4月18日(金) 午前10時〜12時
○場 所 座間市役所6階 日本共産党控え室
お気軽にお出かけください。4月の担当は中沢議員です。