2013年4月23日発行 第160号


桜の季節も過ぎ、ゴールデンウィークが目前。大凧祭りも近づいてきました。
体調に気を配り、楽しい時をお過ごしください。



公園のトイレの改善を急いで(2013年第一回定例会一般質問)


 市内の公園、広場等は全部で176ヶ所あり、座間市が管理している公園の中でトイレの設備があるのは現在18ヶ所です。その半数以上が和式トイレで、中には30p程の段差があるトイレもあり、障がいを持つ方々、高齢者には使いづらいことが自ら調査してわかりました。

イラスト また、赤ちゃん連れのお母さんがベビーカーと一緒に入れる充分な広さのある多目的トイレが少ない、という声も多数聞かれました。そこで今ある和式トイレを洋式(多目的)トイレに改修してほしい、また、新しくトイレ設置する予定の公園はあるのか、との質問に都市部長より「相模が丘なかよし小道再生整備事業の中で一か所設置予定です。また、和式から洋式への改修は可能です。新条例(座間市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例)に基づき整備を進めていきます」との答弁がありました。

 また、明王第二公園の簡易トイレは老朽化が激しいので大至急改修を、との質問には「公園施設長寿命化計画の中で、改修年度の優先度を高め、できる限り対応を図っていきます」との答弁でした。

(星野くみ子 記)





座間情報トピックス


座間市の2013年度予算が発表されましたが、市民要求が強く党市議団も求めてきた事業で実現した主なものを紹介します。

◎「住宅リフォーム助成」事業実施 502万円

 個人住宅等の10万円以上の リフォーム工事などに対して5万円の補助が市から助成されます。

◎老人福祉施設建設を助成 3,300万円

 特別養護老人ホームサライ(小松原)の入所定員60床をさらに30床増設に係わる建設費補助金が交付されます。

◎防災行政無線15局増設の実施設計 1,147万円

防災行政無線(固定系)のデジタル化と15局増設で、既設の35局と合わせて50局となり、難聴地域が解消されます。

◎空き家対策事業 8.7万円

 空き家等の適正な管理に関する条例が制定され、生活環境の保全及び安全で安心な町づくりの推進に寄与する。

◎小・中学校普通教室などの空調整備事業 3億5,963万円

 座間小、相武台東小、ひばりヶ丘小、西中、相模中、南中に空調機を設置する。
 2015年度中に市内の全小中学校設置完了予定。

◎LED防災灯の整備事業 1,519万円

 市内にある既存の防犯灯をLED防犯灯へ賃貸契約で一括交換します。

◎住居表示の整備事業 2,412万円

 今年10月に相武台地区の住居表示が実施されます。

(中沢邦雄 記)





座間市ホームページが新しくなります


事業費は前回は約1700万円で今回は3300万円かけての更新

 市ホームページが2013年度、改修されます。市民部の広報広聴人権課が担当で、教育市民常任委員会の所管事項となり2013年3月議会のなかで質疑が活発にされました。私は、「今回3300万円の費用をかけるが、前回2008年の事業費はいくらか」と質疑しました。資料が提出され「賃貸借契約で丸ごと含めての費用は2,187万8,640円、そのうちの約1,700万円でした」との答弁がありました。

ホームページの検索機能の向上に期待

 これまで私は2012年3月議会で「広報手法の改善」と題して一般質問を行いました。市民の方々から「市のホームページを見たいけれども、見たいページがなかなか見つからない」という声をよく聞きます。そこで「ホームページの検索機能をもっとよくできないか」と1年前に質問していたのです。今度のホームページでは、検索機能が改善されるということでした。党市議団の要求が取り入れられたと評価できます。

紙媒体の広報およびフェイスブック等の活用は今後の課題

 一方、少なくない市民の声として「何でも市のホームページに載っていると言われる」、「パソコンができない人はどうしたらいいのか」とあり、私は「ホームページだけでなく紙媒体でもしっかり広報する必要がある」と指摘しました。

 その上で私は、フェイスブックの活用を提案。長野県小諸市、鳥取県米子市、佐賀県武雄市などの先進事例を紹介し、フェイスブックでは、即座に情報提供ができる広報手法の点だけでなく、行政と市民の双方向のコミュニケーションが可能という点を示しました。この件については、当時も今年3月議会でも市民部長から「検討する」との答弁でしたが、今後も求めていきます。

(守谷浩一 記)





危険な「アベノミクス」


 安倍政権はデフレ不況打開のためとして「アベノミクス」と証する経済政策を強行しています。これは今年7月の参院選、来年4月からの消費税8%、再来年10月からの10%への増税を見据えてのことです。

 消費税増税をするには見せかけだけでも景気が上向きなことが絶対条件だからです。それで、「大胆な金融緩和」で「2%の物価目標」を達成するとしています。しかし、このことが既に実態経済に矛盾を生みだし、国民生活に大きな負担増をもたらしています。円安の影響で上がり続ける電気・ガソリン価格、4月以降小麦や食用油など食料品の値上げが相次ぎ、くらしを直撃しています。

 賃金や年金など国民の所得が増えないまま生活関連の物価だけが上昇する最悪の事態「アベノミクス」の危険がくらしに迫っています。

 この上に来年4月からの消費税や社会保障の大改悪など国民に一層の負担増を押し付けることはゆるされません。

 そもそもデフレ不況が長期化したのは、小泉・安倍内閣にも大きな責任があります。労働者の賃金がこの10年間で約46万円減少する一方、負担は16万9千円も増えました。このため勤労世帯の消費支出が実に57万9千円も減っているのです。

 これは小泉・安倍内閣が、かって市場原理主義を貫き非正規雇用と社会保障改悪を進めたからです。





5/25市政報告会にぜひご参加を

2013年5月25日(土)午前10時より

 場所:ふれあい会館会議室(市役所食堂2階)

 お誘い合わせの上お出かけください。

※コミュニティーバスもご利用できます。





<<よろず相談>>
○日 時 5月9日(木) 午前10時〜12時
○場 所 座間市役所6階 日本共産党控え室
お気軽にお出かけください。5月の担当は星野久美子議員です。