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馬場市長が国保税値上げを諮問──高齢者や低所得世帯に重い負担
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馬場市長は、12月20日、国保運営協議会に対し平均9.4%の引き上げを内容とする国民健康保険税(以下「国保税」)「改正」を諮問しました。2007年4月1日の「改正」をめざすもので、国保運営協議会の答申を待って、3月の第1回定例議会にも条例「改正」案を提出する構えです。
諮問された「改正」案は、医療分と介護分(40歳〜64歳)の両方の税額を同時に引き上げるものとなっています。医療分では均等割額を現行の15,600円から19,200円に、平等割額を7000円から8,400円に各々引き上げ、所得割額や限度額は現行に据え置くものとなっています。介護では、所得割額の率を100分の0.84から100分の1.00に、均等割額を8,500円から10,800円に、限度額を70,000円から90,000円にそれぞれ引き上げます。
夫婦とも40歳未満、子ども1人、年収240万円(所得150万円)の給与所得者の場合で試算すると、「国保税」は現行の年間82、300円が94,500円に12,200円(14.8%)の値上げになります。65歳以上の夫婦、年金収入が210万円(所得90万円)の世帯の場合で試算すると、現行66,700円が75,300円に8,600円(12.9%)の値上げになります。応益負担の割合が増えて、所得が低く、家族が多い世帯にいっそう厳しい負担増となります。
諮問は、「国保税」引き上げの理由について、「高齢者の増加並びに医療費の増大傾向」の下で、一般会計から国民健康保険会計への繰入金が20億円に達しようとしており、引き上げは「必至」としています。しかし、一方では、国保健康保険の加入者は高齢者(54%は60歳以上)や低所得世帯(56%が所得150万円以下)の占める割合が多く、国保税滞納世帯も5世帯に1世帯の割合に近づいている実態があります。国民健康保険法は、制度の目的を「社会保障及び国民保健の向上」とうたっています。この趣旨から言っても、高齢者や低所得者に、これ以上の負担増を求めることは慎重でなければなりません。 |
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