詩人アーサー・ビナードさんの講演「それでも『日本の未来』を信じますか？」を聞きました。当社も九条の会に入っています。
　来日したころ日本人が自嘲気味に「日本は狭い」というのを聞いて、おかしいと思ったところから話は始まりました。国土は狭いかもしれないけれど、日本という国は豊かな自然に恵まれ地域ごとの文化を持ち、決して狭くはないと。しかし、今は駅前がどこに行っても同じになってきたように地域の文化が大切にされていない。安倍首相が経済は改善していると言い、「半年前の暗く重い空気は空気が一変した」と発言したが、それにもグサリ。おならをしても空気は一変するのだ！（笑）コントロールされているという福島第一原発も汚染水を垂れ流し、憲法も変えようとしている今の日本の方向に警鐘を鳴らすお話でした。私たちも笑って聞いているんじゃなくて、怒らねばならないのだと強く思いました。講演の前に北海道・秋田・福島・東京・静岡・大阪・鹿児島の言葉で憲法九条を聞きました。一番むずかしかった鹿児島弁でどうぞ聞いてください。


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いくさっちゅうは、人間がおらんごっなちゆうこつございもし。世の中ん良かもんをちんがらっうっこわすっちうこっじゃっちおめもんど。
　そいじゃっで、いくさらはしもはん、てっぽやらは持ちもはんち、決めもしたと。ないが心ぼそかこっがあっもんござんどかい。どこさーよかい先いまっげんなかこつ決めもしたとじゃんで、心配いいはん。国んよかしたつ、いくさごち、おじ考えをだしたい、そげな権利もあったっどなどち押さえちけてんおいどまびんたをたてーならんど、万一そげなこちなれば、おまんさぁ桜島も腹かっど！