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ユニオン企画:原発学習会に参加して
原発学習会に参加して
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原発の安全性を求める福島県連絡会」の伊東達也氏の原発学習会に参加しました。当日は気温30℃を超える真夏日にもかかわらず会場はほぼ満席で、たくさんの方が関心をもっていることを実感しました。

3月11日の津波震災で福島県では死亡者や行方不明者が98%以上出た浜通り沿岸部が集中的に被害を受け、その浜通りにある原子力発電所が放射能放出というさらに深刻な被害と強い不安を福島県の方が抱いているとお話されました。

2003年に大津波が福島原発を襲うと海水取水ポンプが動かなくなることが判明し、7年間も抜本対策を求める声もあったにもかかわらず東電が聞く耳をもたず今回の事故が起きたことに原発安全神話はやはりつくられたのだと確信しました。

東電や政府の情報の遅れや隠蔽、および原発や放射能の専門家の見解がばらばらで福島県の方は何を信用すればよいのか正しい情報がわからずパニックに陥っていることもよくわかりました。東京でも不安に思っているのに地元ではさぞ不安であろうとやるせない気持ちでした。

しかし、今はこれ以上放射能を放出させないようにすること、私たちは少しでも放射能汚染を防ぐ知識をもち冷静な対処をしていくことも大事であるとお話されました。
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東京近郊でもホットスポットがあり、他人ごとではありませんが、やはり福島県民の方々が一番苦境にさらされていると思います。
東電や国が誠意ある対応と責任をもって解決していくことを強く望みます。そして国民は被災地への思いやりの気持ちを忘れずに、そしてこの重大な事故がなぜ起こったのか、二度とこのような事故がおこらないようにするにはどうしたらよいか考えていかなければならないと痛切に感じました。

平和台薬局 小野 恵美

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