東日本大地震 薬剤師支援 3日目
ユニオン企画から篠崎薬剤師が宮城支援に参加しました。
現地から送られたメールの一部を掲載します。
今日は一日避難所です。
私配属のチームが行く天真小学校には100〜500人くらいいるそうです。保健室を診療所にして、その一部に薬局スペースをつくりました。
風邪でかかった男性に話を聞くと、眠れないから風邪ひいたかもとのこと。避難所寒いと…。ぽつりと「家流されてしまって」と。風邪薬をのんでも、睡眠薬やカウンセリングうけても、この人の問題は解決しない。不安と失望にかられた人は容易に病にとりつかれるものです。 風邪薬の眠気を説明する時に「運転…」と言っちゃったらさらっと「車流されてしまったから」と言われて反応に困ることも。
息子さんの湿疹の薬を希望された方は、本人は今日は家の片付け、明日から会社に行かなきゃならない、稼がないとならないから来れないと言っておられました。
避難所の処方は3日分位しか出せません。風邪薬を繰り返し処方されている人もいて、疾病の長期化が気になります。みんな無理して頑張っているのではないかと思います。
反省会では、薬袋が支援物資のため色んな薬局名が入っていて分かりにくいので、避難所名を書き混むことを提案しました。
高島通り薬局 篠崎