勝訴 薬害イレッサ・東京裁判
2011年5月23日 東京地裁101号法廷で薬害イレッサ訴訟の判決が言い渡され、国とアストラゼネカ社が連帯しての法的責任を認め、原告が勝訴しました。
判決は、間質性肺炎にかかわる添付文書の警告欄が不十分であったことを大阪地裁に続き指摘し、添付文書について行政指導を怠ることは許されないとし、国家賠償法に基づく責任を認め大阪地裁判決より明確に国の責任を示した画期的なものでした。
ユニオン企画からは家族含め4人が参加、傍聴は希望者が多数のため抽選となりましたが2人傍聴することができました。また、テレビ局や新聞社からも多くの取材があり改めて重要性を感じました。
主文は3分もかからず言い渡されあっけにとられ、被告が連帯して、、、との内容から勝訴と分かりましが不安で、地裁を出てから弁護団の方に話を聞き国の責任も認めたことを改めて確認しました。
すでに東京地裁で和解勧告も出されています。
国とアストラゼネカ社は控訴せず早期の全面解決をしてほしいと強く要望します。
本部総務 森谷