新着情報

ユニオン企画:薬害イレッサ東日本訴訟の最終弁論を傍聴
薬害イレッサ東日本訴訟の最終弁論を傍聴
画像
薬害イレッサ東日本訴訟の最終弁論が、2010年8月25日午後東京地裁103号法廷で行われ、ユニオン企画からも薬剤師・事務併せて8人の職員が『宣伝』と『傍聴』と『学習会』に参加しました。
当日200人を超える大勢の参加で、通路に傍聴席に入れない参加者であふれ、途中で入れ替えをしながら並行して学習が進められました。
最終弁論は、原告の無念さとは正反対に被告の国・製薬会社の無責任な主張に終始しました。
最終弁論の終了後弁護士会館で報告会が行われ、各支援団体のあいさつの後、原告の近澤昭雄さんが、娘さんの死を「安全重視」の教訓にしてほしいと訴えられ、弁護団長からも判決を待たず解決に向け運動を進めて行きましょうと訴えがされました。
  イレッサ薬害被害者 http://homepage3.nifty.com/i250-higainokai/
                                    本部総務 森谷
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
参加者の感想より

薬害イレッサの学習会及び裁判傍聴に行ってきました。
副作用の少ない「夢の薬」に対する期待、情報に反して重大な副作用による死亡、そのことに対する製薬会社の対応・・・。
被害者の無念さが伝わってくる原告弁論でした。
弁護士会館でスライドも見せていただきました。
製薬会社もさることながら、異例の速さで承認を出した薬が800人以上の死者を出している薬害に対し、「教訓は特にない」と言ってしまう厚生労働省が恐ろしいです。
皆で関心を持って監視していかなくてはならない事柄だと思いました。


Copyrights(c)2010 株式会社ユニオン企画 All rights reserved.