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「アメリカのイラク攻撃反対意見書」を不採択にした白井市議会

 世界の反戦世論に挑戦して、国連の決議にもない勝手なアメリカとイギリスのイラク武力攻撃が3月20日に始まりました。
 それに先立つ3月13日に、鳥飼議員が市議会に提出したイラクでの平和的解決を求める決議(案)は、賛成少数で不採択になりました。以下、その意見書と賛否議員を紹介します。

イラクの速やかな国連決議の遵守と米国のイラク攻撃に反対し、
平和的解決を求める決議(案)

 米国のブッシュ大統領は、イラクが大量破壊兵器を開発・保有している疑いを理由に、同国への武力攻撃の準備を着々と進めている。米国のイラクヘの攻撃は、イラクが大量破壊兵器の査察と廃棄を求めた国連安全保障理事会決議第1441号を無条件で受諾したことでひとまず回避されたものの、今も一触即発の状況が続いている。イラク政府は国連による完全な査察を受け入れ直ちに大量破壊兵器の開発保有という疑いをなくす努力とともに国際杜会の懸念を払拭しなくてはならない。しかし同国が大量破壊兵器を保有しているという疑いをもって、米国の先制攻撃を正当化することにはならないことも、また明らかである。国連憲章は侵略を受けた場合に安全保障理事会が適切な措置をとるまでの問の一時的な自衛のため以外、一切の武力行使を禁じている。

 米国が実際にイラクを攻撃すれば、イラクの多くの罪なき国民が傷つくと同時に、中東情勢は一層不安定になることが予測される。日本国民の多くは米国のイラク攻撃によって日本の平和と安全、国民生活が脅かされることを強く懸念している。

 よって、日本政府は憲法の平和条項を生かして、国連憲章の理念にそった平和的解決に向けて、米国の武力攻撃の事態を回避するために全力を尽くすこと、及び米政府が国連を中心に、平和的に解決することを強く求めるものである。以上、決議する。

平成15年3月13日千葉県白井市議会

提案議員: 鳥飼博志、(矢野富子=議長につき議決には加わらず)。
賛成議員: 神田悦男、永瀬洋子、松井節男、柴田圭子、薄井祥子、江田健治、宮沢友子、福井みち子。
反対議員: 川上誠一、竹内陽子、多田育民、井上博文、長野紘一、中村繁太郎、素田久美子、石田信昭、谷嶋稔、鈴木二三男、古沢由紀子、押田剛、中村一雄、岩田典之。

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