MASAKI TANAKA 田中まさき
くらし・福祉を市政の主役に 日本共産党 水戸市議会議員 田中まさき
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市政レポート
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無料低額宿泊所に厳正措置求め県に申し入れ

 大内久美子県議と党水戸市議団は五月二十六日、茨城県の橋本昌知事あてに、生活保護受給者が四十名入居している水戸市の民間無料低額宿泊所「あけぼの園」について「施設が劣悪で運営も問題。県の指針は国指針に反している」として、厳正な措置と指針の見直しを申し入れました。
「あけぼの園」がある水戸市泉町二丁目118番地1・2の登記簿によれば、土地と建物が市税滞納で茨城租税債権管理機構に二度にわたり差し押さえられ、水戸市が債権者となっています。また、上下水道料金を滞納していることが明らかになりました。
甘い県指針の改正を要求 
 同園は雑居ビルのフロアを間仕切りした二畳程度の部屋が五十一室ある無料低額宿泊所。水戸市が生活保護受給者を紹介してきた施設ですが▽二〇〇七年五月の開設以来一度も避難訓練をしていない▽各部屋の出入り口にドアがない▽入所人数に応じた浴室がない▽入所者が負担している光熱水費の積算根拠が不明確▽園長が必要な研修を受けていない―などの問題が浮上しています。
 申し入れの席上、田中市議は「施設は県指針を逸脱し劣悪、保護費の支給方法も問題」、大内県議は「福祉施設を運営する資格はない。県の指針は他県に比べ甘すぎる」と指摘しました。
県「指針は早く改善したい」
 黒川英治・福祉指導課長は不動産が差し押さえられていることについて「初めて知った」と声をあげ、▽部屋面積が小さすぎる▽避難訓練をしていないことを認識していた―と表明。県指針の見直しについては「できるだけ早く改善していきたい」とのべました。
文教福祉委員会が現地視察
 「あけぼの園」をめぐっては五月十五日、市議会文教福祉委員会が午前中に現地視察し、午後からの審議で水戸市が資料を提出。田中議員が質問に立ち、生活保護費を市が受給者本人ではなく施設に一括支給していた問題点などを追及しました。

<新聞各紙が報道>
共産党議員団が県に申し入れした翌日、新聞各紙が報道しました。
毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090527-00000045-maiall-soci
東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20090527/CK2009052702000105.html

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