MASAKI TANAKA 田中まさき
くらし・福祉を市政の主役に 日本共産党 水戸市議会議員 田中まさき
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市政レポート
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市立競技場(小吹町)に42億2400万円!

「えー!!いくらなんでも お金かけすぎじゃないの!?」

市立協議場の建設費の増額に反対
水戸市は小吹町の市立陸上競技場を現在の五千人収容から一万人収容に増築するために、本体工事を行っています。市立協議場は、当初の本体工事費二十五億七千六百万円が、鉄筋・コンクリート・型枠などの積算ミスで七億五千万円を追加し、三十三億二千六百万円まで事業費が膨らみました。その際、市は設計のチェックや指示が行き届かなかったことを陳謝し、予算の範囲内で対応すべきと副市長も答弁していました。
しかし、工事費を再度七千万円増やし、本体工事だけで約三十四億円まで事業費を増やしました。日本共産党市議団は三月議会で七千万円の増額に反対しました。
42億2400万円の内訳は…(09年4月現在)    
●本体工事  3,395,439,000
●トラック改修、備品   294,466,000
●駐車場整備(用地買収・補償・整備)534,192,000
○合計4,224,097,000

市長は株木建設側の要求にこたえ増額
七千万円の増額は、株木建設を代表構成員とする共同企業体(JV)の求めに応じ、資材の高騰を理由として七千万円も増やすものですが、積算根拠が不明確です。昨年十月に業者から要請があり、加藤市長はわずか一週間で「請求に応じる」と通知、請負金額の議決の変更が必要となるにもかかわらず、議会に対する説明はありませんでした。
他の議員からも「議会軽視だ」と批判の声が出されています。その後、業者側からは約五千万円の請求書が市に提出されました。
相次ぐ予算カットの中で特別扱いでは?
四月十五日に開かれた文教福祉委員会で田中議員は「資材高騰というが仕入れた鋼材の価格、現場でどのように使われたのか、検証できるのか」と質問。市は「業者から提出してもらった書類を精査している」と答えました。
市長は財政が厳しいとして市民負担を増やし、福祉分野の予算などを削減、ガソリンや灯油の高騰で経営が圧迫された障害者や高齢者の施設の補助はごくわずかです。市立協議場の建設は破格の特別扱いです。
一万人のイベントは年に何回?
市立競技場は小中学生や高校生の陸上部も利用しています。子供達の陸上を指導する方は「必要なのは子供達が日常的に練習できるサブトラックの整備だがそれは入っていない。一万人収容のイベントが年に何回あるのか」と疑問を投げかけています。

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