MASAKI TANAKA 田中まさき
くらし・福祉を市政の主役に 日本共産党 水戸市議会議員 田中まさき
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市政レポート
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霞ヶ浦導水事業に相次ぐ中止決議〜全国内水面漁連・大涸沼漁協

広がる反対運動
全国内水面漁連の全国大会で中止求める議案を全会一致で採択


 全国811の漁協が加盟する全国内水面漁業協同組合連合会は、十月二日に宮崎県で全国大会を開きました。大会には四十一都道府県から九百名余りが参加し、茨城・栃木の両県漁協連合会から提出された、霞ヶ浦導水事業の「取水口建設中止を国に求める」議案を、全会一致で採択しました。同議案は「霞ヶ浦導水事業について、関係漁協の同意を得ないままの一方的な取水口の建設を中止するよう、国に強く要望する」としています。全国内水面漁連が国の進める公共事業に中止を求める議案を採択することは異例で、画期的なことです。

大涸沼漁協も「シジミ守れ」と中止求める決議を採択

 大涸沼漁協(茨城町下石崎、鴨志田清美組合長)は10月23日、理事会を開き、「霞ヶ浦導水事業の中止を求める決議」を採択しました。大涸沼漁協は約四百名の組合員で組織され、多くは那珂川支流の涸沼川と涸沼でシジミ漁などを営んでおり、導水事業による悪影響は死活の問題です。決議文は、導水事業によって「那珂川の流量が著しく減少し河口域への影響は必至である。これによって涸沼の塩分濃度や底質にも変化をおこすなど、魚介類に重大な悪影響を及ぼす」などとしています。同組合は、決議内容について国交省霞ヶ浦導水事務所と県に対し要望書を提出する計画です。
 大涸沼漁協の反対表明によって、那珂川河口から栃木の源流まで文字通りすべて漁協が一致結束して霞ヶ浦導水事業の中止を求めて立ち上がりました。

 国は漁協の強い反対の意思を尊重し、ただちに工事を中止すべきです。

 

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