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文教福祉委員会で審議 |
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| 本日、６月定例議会の文教福祉委員会が開かれ、付託された議案を審査しました。 ＜主な議案＞ ●議案第７４号●双葉台小学校の大規模改造工事の請負契約の締結について ２億４７８０万円で水戸市立双葉台小学校の大規模改造（耐震化とリニューアル）を 行うものです。来年２月１３日までの期限で工事が発注されます。耐震化のための鉄 骨（ブレースというそうです）を１４箇所に設置するとのこと。 ○質疑の内容○ 田中「以前に双葉台小学校でシックハウス症状が出た子がいたが、今回の大規模改造にあたっては、シックハウスの対策はどうなっているのか。工事中の授業への影響は？」 学校施設課長「壁の塗装や床の材質については最も基準の厳しいものを採用して、影響のないよう配慮している。工事中はプレハブ教室で対応するが、児童の安全対策に万全を期し授業に影響の出ないよう対応する」 ＊シックハウスについては、壁や床材に使う接着剤が基準値内のものであっても、敏感に反応してしまう子どもも増えており、十分配慮するよう求めました。 ●議案第７５号●平成１９年度水戸市一般会計補正予算（第１号） 文教福祉委員会の分野では、社会福祉事業基金への寄付金が３０万円あったこと。五軒公民館と上中妻公民館の天井裏のアスベスト除去工事のため、４０８５万円が追加される議案。 ○質疑の内容○ 田中「数年前に一斉にアスベスト除去工事をしたが、なぜ今また追加して工事するのか」 生涯学習課長「平成１８年にアスベスト含有率の基準が１％以上から０．１%以上へと除去対象の基準が厳しくなったため再度調査した結果、除去対象となった」 田中「この工事を実施すれば、市内の教育関連施設はすべて除去完了となるのか」 生涯学習課長「そのとおりです」 ●議案第76号●平成19年度水戸市老人保健会計補正予算（第1号） ●報告第８号●平成19年度水戸市国民健康保険会計補正予算（第1号） ○質疑の内容○ 田中「国保会計で9億2000万円以上も繰上げ充用（昨年の歳入不足を今年度予算に付け替えるもの）する補正予算だが、年々繰上げ額（赤字）が増えており、このままでは国保税値上げになりかねない。一般会計からの繰り入れをすべきではないか。水戸市の国保税は一世帯当たり17万6992円、一人当たり8万4961円と高く、加入世帯の半分以上が年所得100万円以下（平成17年度）。このままでは滞納せざるを得ない世帯が増える悪循環ではないか」 国保年金課長「16年度は3億3800万円、17年度は7億900万円、18年度は9億2131万円をそれぞれ次年度の会計から繰り上げ充用した。各年度とも前年度の繰上げ充用分が累積している。滞納対策として17年度から収納対策室に業務を移し、対策強化をはかっている」 ＊高すぎる国保税、払えずに滞納という実態がますます深刻化しています。国の財政支出割合の低下が最大の原因ですが、市として国保税値上げにつながる繰上げ充用ではなく一般会計から繰り入れて、値上げをしないよう主張しました。 |
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