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酒門地区で産廃計画を業者が撤回しました |
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| 水戸市酒門（さかど）地区の産業廃棄物中間処理施設の建設問題で、業者が県に提出した計画を取り下げました。県廃棄物対策課は「取り下げる趣旨の文面が業者から提出された」と説明しています。 施設建設を計画していたのは水戸市の木村建材店（木村とみ子社長）。同社隣接地にがれき類を扱う処理施設の建設計画を知った周辺住民らは「木村建材の廃棄物処理施設設置に反対する住民の会」（渡辺勝雄代表）を結成し、反対運動に立ち上がりました。砕石などを洗浄した流水がヘドロ状で同社敷地外に流出し、農業用水路などを埋めていることから、住民らが不安を訴えています。 同会は１月１６日、橋本昌知事と加藤浩一市長あてに、それぞれ２０００人余の反対陳情署名を提出。「飲料水に使っている井戸水が汚染されるおそれがある」などとして建設を許可しないよう訴えました。現地調査に当たった日本共産党の大内久美子県議、田中まさき市議が同席しました。 これにたいして、県廃棄物対策課は「みなさんが不安を訴えていることを業者に伝える」と約束していました。 田中市議は「計画撤回は住民のみなさんが団結した運動の成果です。ヘドロなどの対策についても引き続き市に要望し、住環境を守るためにがんばっていきたい」と話しています。 |
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