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「緑の山河」と運動会の思い出

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 「たたかい超えて 立ち上がる〜♪ 緑の山河 雲晴れて〜♪」という歌詞からはじまる「緑の山河」。昨夜(20日)、久しぶりに歌いました。

 戦後、教師が「教え子を再び戦場に送らない」決意を込め、「国民の歌」として作られました。

 この歌を歌うと、私の心は小学生にタイムスリップします。

 私の故郷は秋田県の片田舎の町。自然豊かな土地で育った私は、小学校の運動会は、新緑が目にまぶしい5月でした。

 そして、運動会が近づくと毎年、「緑の山河」の歌の練習が朝の体育館で始まりました。
 
 たたかい超えて 立ち上がる♪
 緑の山河 雲晴れて♪
 今よみがえる 民族の♪
 若い血汐(ちしお)に たぎるもの♪
 自由の翼 天(そら)をゆく♪
 世紀の朝に 栄あれ♪

 私の故郷は、雪深い土地柄。山影には残雪が、運動会が行われる5月の連休過ぎまでありました。運動会は、小学生が元気に歌う「緑の山河」から始まります。そして、「若い力」の歌声が山野に響きました。

 ですから、「緑の山河」の歌を聞くと、必ず小学校の運動会を思い起こすのです。私が小学生の頃は、太平洋戦争が終わって10年余りの1950年代後半。教師の間に、「教え子を再び戦場に送るな」という固い決意と、「平和な日本をつくろう」というつよい思いがあり、それが「緑の山河」を歌うことにつながったのでしょう。

 小学校低学年の私には、「緑の山河」の歌詞の意味がわかりませんでした。それでも「緑の山河」という言葉は、故郷の光景にぴったりあっていました。

 当時、小学校の運動会は地域の一大イベントでした。母親は運動会の数日前から、当日の昼食となるご馳走の準備を始めました。手作りの羊かん、海苔巻き、タケノコの煮つけ等々、運動会の昼食は隣近所の家族が集まって、料理の交換など、それはとても賑やかで楽しいひと時でした。
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また、徒競争などの種目で、3位まで入るとノートや鉛筆など学用品がもらえました。これが結構、子ども心にはうれしかったのです。

 「緑の山河」斉唱で始まった小学校の運動会。戦地から祖国に戻った父と母の間に誕生した私。父がもしも戦死していれば、この世に私は存在していません。運動会で、わが子の成長を温かく見守った両親は数年前、相次いで永久に旅立ちました。

 そして今、戦争法(安保法制)を廃止して、子や孫の世代に平和な社会を引き継ぐ、これが私の思いです。
2016/05/21

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