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政倫審 私の職務が終わる

(パストラルで6日)
(パストラルで6日)

 昨日(11日)の朝刊各紙に、加須市議会が前日、政治倫理審査会の審査結果を公表した内容に関する記事が報道されました。

 報道したのは6社にのぼり、私は早朝から、「朝刊に載っていましたね」と声をかけられました。

 
 加須市議会には、「議員政治倫理条例」が制定されています。

 そこには、議員が遵守すべき政治倫理基準(第3条)を列挙。さらに、議員の2親等以内の親族が経営する企業は、「市が行う工事請負契約等を辞退し、市民に疑惑の念を生じさせないよう努めなければならない」(第4条)と定めています。

 今回、市議会に市民が調査請求したのは、条例第4条違反(市の工事等に関する遵守事項)の疑いです。市議会は、政治倫理審査会(委員は6人)を11月7日に設置。互選によって、私が会長に選出され、以来、4回にわたり、事案の「存否」について、慎重に審査を行なってきました。

 委員会は条例に則って、調査請求した市民、市担当職員に出席を求め、議員の親族企業と目される3社の落札件数と金額などを調査し、その事実を確認しました。

 残る問題は、その企業の役員が、果たして議員の2親等以内の親族なのかどうか、という点です。

 そこで審査会は、疑惑が指摘されている3人の議員を呼び、審査を非公開にして個別に事情聴取しました。ここで、親族企業の役員すべてが、2親等以内の親族である事実を確認しました。
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 この時点で議員3人は、議長に市発注の工事を請け負わない「誓約書」を提出していました。

 しかし、市に「入札参加資格」の登録があれば、今後も市工事発注に際し、親族企業が指名され、入札に参加します。

 そうなれば、再び同様な問題が発生するおそれがあります。これでは、政倫審の調査が生かされません。そこで私は、会長職として「入札参加資格」の取り下げを指示。審査会に期日を指定し、取り下げ文書の提出を指示しました。

 議員3人は、審査会の指示通りに実施しました。この結果、市工事の入札に親族企業が指名される根拠がなくなり、従って、市工事の受注は発生しません。この措置によって、市議会の自浄能力はしっかり発揮された―このように、私は考えています。


 議長が政倫審の審査結果報告に基づいて、その内容を市民に公表。同時に、マスコミに発表しました。

 新聞記者の取材には、政倫審会長にあった者として責任上、私が対応しました。私は、市議会で4紙の記者に会って、質問や疑問に対して説明の任にあたりました。他、1紙の記者から電話取材を受けました。

 このようにして、政倫審における私の職務は終わりました。
そもそも市議会は、地方自治の二元代表制のもとで、加須市に住んでいる全ての市民を拘束する、団体意思を最終的に決定する機関です。さらに、市民の代表機関として、行政をチェックする大きな任務と役割があります。
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 その市議会を構成する議員が、条例など法令遵守の精神に欠けるなど、決して許されることではありません。

 今回の事態をふまえ、私は引き続いて、市民の立場から行政をチェックすることは勿論、そのチェック機能を果たす市議会を構成する議員の資質と水準を向上させるため、力をつくしてまいります。
2014/12/12

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