日本共産党
日本共産党加須市議会議員
小坂とくぞう
HOME
プロフィール
議会だより
活動レポート
コーヒータイム
お知らせ
リンク
コーヒータイム
<< 戻る

行政水準 大丈夫か?

画像
 開会中の市議会は、先週から決算特別委員会をひらいて、集中的に審査を続けています。委員は、各会派から選出された10名。日本共産党議員団から、私が委員に選出されています。

 決算は、市民の暮らしに密接に関連し、新年度予算編成に影響することから、市議会として、特に重要な案件と判断し、特別委員会を設置して審議しているものです。

 決算特別委の審査は、先週から始まり、これまで全ての課長に出席を求め、3日間(9月25日、26日、27日)にわたって審査してきました。

 そのなかで、気付いたことがあります。
それは、事業を所管している課長が、その内容について理解していないことです。この文章を読んでいる方は、「そんなことはないだろう。市の課長さんなんだから…」と、疑問を持たれるかもしれません。しかし、これが現実なのです。

 市の事業は、必ず予算に措置されます。そして、事業を執行すれば、必ず決算に載ります。予算と決算は毎年、議案として市議会で審議されています。加須市議会の場合、予算と決算は、市民の生活に大きな影響をおよぼすことから、必ず特別委員会を設置して、集中的に審査を行っています。

 審議は、予算の場合は4日間、決算は5日間にわたって、詳細かつ集中的に審査しています。市の事業は、市議会の質疑・質問など議論を通じて、よりよいものに変貌していきます。

 しかし、異動によって新たな課に就任した課長は、過去の議論、事業の経緯などについては、まったく白紙の状態です。これでは課長職はつとまりません。また、市民の負託に応えられません。そうならないために、事務の引き継ぎを行い、これまでの懸案事項について聞き取り調査し、自分でも学習、研鑽(けんさん)を積むことが求められます。これは、普通一般的に行われていることです。

画像
 ところが、今回の特別委員会の審査で、市長が市議会に提出した「行政報告書」の記載内容について、私が簡単な質疑を行ったことに対して、担当課長が“答えられない”、何のために事業を行っているのか“知らない”等々、初歩的なことについて知らないことが、多々ありました。

 端的に言って、担当課長として「勉強不足」です。
市議会で、自分が所管する事業について、どのような議論が行われ、それに対して前任者がどのように答えているのか。市議会の会議録を見れば一目瞭然です。

 これは、市議会に出席し説明する者として、議会対策の初歩的な「イ・ロ・ハ」というべき内容です。なぜ、これくらいのことが出来ないのか―という行政水準に係わる初歩的な問題です。

 そもそも加須市議会は、市民にひらかれた議会にするため、本会議は勿論、委員会の会議録も作成。今年4月以降は、市議会ホームページに、委員会の会議録もネット公開しています。なぜ、これくらい簡単なことが、委員会に出席する前まで、事前に調査・準備できないのでしょうか…。このことが、問われなければなりません。

 なぜ、私が、こうしたことを指摘するのでしょうか…。
それは、行政として、初歩的な当たり前のことができなければ、市民にまともな行政サービスを提供できるわけがない―このことを重視し、懸念するからです。

 市民の代表機関である、市議会が予算と決算を審議する。ところが、当時者である担当課は、市議会で何を議論しているのか。皆目分からない…。また知ろうともしない…。こんなことでは、市民に顔を向けた、血の通った温かい行政など、できるわけがない―と、私が思っているからです。

画像
 地方自治制度の二元代表制のもとで、こうしたことをチェックし、正すことが、市民から選出されている、議員の務めではないでしょうか。

 私は、そのことをいつも肝に銘じています。そのうえで、住民の視線をきびしく受けとめ、議員活動の原点としています。

 9月定例市議会で決算特別委の審査。日程5日間のうち、3日間の審査が終えました。そのなかで、私が行政サービスとの関連で痛感したことを記しました。

 決算特別委の審査は、明日以降、まだ続きます。これからも私は、こうしたスタンスで、審議に力をつくしてまいります。
2013/09/29

<< 戻る

埼玉県加須市東栄2-11-14 電話(FAX兼用)0480-65-3706
Copyright(c)2003,TOKUZO KOSAKA
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。